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今が旬の「ごぼう」を使って血糖コントロール!

今回のテーマは、「血糖コントロール」についてご紹介します。
糖尿病の方はもちろん、ダイエットや体調を整えるためにも取り入れていきたいですよね。
そこで今回はこれから旬の食材である“ごぼう“を使って、血糖コントロールを行うレシピとその秘密をお伝えします。
美味しく食べて、ぜひ健康的な身体を目指していきましょう。


~ごぼうと糸こんにゃくのきんぴら~

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ごぼうと糸こんにゃくのきんぴら(4人分)

【材料】

ごぼう:1本
糸こんにゃく:1袋
にんじん:1本
ごま油:大さじ1
しょうゆ:大さじ1.5
みりん:大さじ1.5
アガベシロップ:大さじ1
だしの素:小さじ1/2
赤唐辛子:1本
いりごま:適量

【作り方】

1、ごぼうはキレイに洗って土を落としてから、5cmほどの長さに細切りする。切ったごぼうは変色防止のために水に浸しておく。
2、にんじんは千切りにしておき、糸こんにゃくは湯通しをしてから食べやすい大きさに切る。
3、フライパンにごま油をし、小口切りにした赤唐辛子とごぼうを加えて炒める。
4、ごぼうに少し火が入ったところでにんじんを加え、さらに糸こんにゃくも加えてさっと炒める。
5、調味料の材料をすべて加えて、汁気がなくなるまで炒める。
6、火を止めて器に盛り付け、最後にいりごまを振る。


~血糖コントロールのためのアレンジ~


◎甘味料 (天然の有機アガベシロップがおすすめ) を使用する
上白糖の代わりに甘味料を使ってみるのはいかがでしょうか。とくにアガベシロップは今注目されてます。砂糖よりも甘さが強いため、少量でも甘さをしっかり味わうことができること。そして、血糖上昇指数をあらわすGI値は21と、これは砂糖よりも随分低くなります。血糖値を上昇させるスピードがゆっくりなので血糖コントロールに最適ですね。


◎糸こんにゃくを加える
また、食材に糸こんにゃくを使っています。こんにゃくは、低カロリーかつ水溶性食物繊維が豊富な食材です。血糖コントロールにも役立つので、きんぴらごぼうを作る時はオススメの食材になります。もちろん板こんにゃくでも代用可能ですが、細かく切る手間を省くために糸こんにゃくを使用しました。調理ハサミで切って手軽に作ってみてください。


血糖コントロールにごぼうが嬉しいポイントアップ

ごぼうの糖質量は100g中9.7gと葉野菜に比べると根菜類は野菜の中でも少し糖質が多い部類になります。しかし、それでも血糖コントロールのために食べて欲しい食材です。なぜごぼうが血糖コントロールに嬉しい食材なのか、ご紹介していきます。


◎食物繊維が豊富
ごぼうの食物繊維量は5.7gです。
成人の食物繊維1日の目標量が18-21gなので、ほぼ1食分が補えます。
さらに嬉しいのが、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維どちらも備えているのがごぼうの特徴!
水溶性食物繊維で職ごの血糖コントロールや腸内環境の改善期待、さらに不溶性食物繊維で便の量を増やして、腸の蠕動運動を活発にさせて、便秘改善とダブルの効果が期待できます。


◎咀嚼回数が多くなる
ごぼうは噛みごたえのある食材です。咀嚼回数が多くなるということは、早食いの防止で吸収スピードも緩やかになります!
その結果、血糖コントロールがうまくいくという期待ができることが嬉しいですね。このようにごぼうは血糖コントロールにおいて嬉しい食材ですし、きんぴらごぼうはアレンジもしやすい、かつ冷凍など作り置きもできるのでぜひ日常的にも取り入れてみてくださいね。



By Nanae
食を通じて健康に美しく、そして幸せに
食べること、健康になること、美しくなることはわたしにとっての幸せです
食材の素晴らしさを伝えることで、食事の楽しさを知る
ただしい栄養学をわかりやすく伝えることで、健康を手に入れる
そういったお手伝いを管理栄養士として行なっていければと思います

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