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仙台七夕祭り 由来編

こんにちは、まんぷくです。

8月6,7,8日は、仙台七夕祭り開催期間です。
昨日は前夜祭で、花火大会。

街中に浴衣女性。
季節感あっていいですよねー。


仙台が全国的にも注目を集める
数少ない夏休みの行事(大人は働いとる)ですが
あまりにも子供の時からあるので、由来とか考えたことありませんでした。

本来7/7なのに、なんで8月なんやとかね。

→8月の方が休み取れやすいから、みんな集まりやすいだろう、という商業的考え方だと思ってた。てへ。


由来としては、織姫と彦星の伝説が有名ですよね。


仙台の場合ですと、やっぱりこのお方が出てきます。

伊達政宗さまーー

藩祖伊達政宗公は"子女(しじょ)の技芸"が上達するようにと七夕を奨励したとされております。

女性を応援って、今の政治っぽいね。
七夕に関する和歌も8首よんでますよ。

元和4年(1618)

「まれにあふ こよひはいかに七夕の そらさへはるる あまの川かせ」

「七夕は としに一たひ あふときく さりてかへらぬ 人のゆくすえ」

寛永4年(1627)

「七夕の 一夜の契り 浅からす とりかねしらす 暁の空」

寛永6年(1629)

「幾とせか 心かはらて 七夕の 逢夜いかなる 契なるらん」

「七夕の 逢夜なからも 暁の 別はいかに 初秋の空」

年不詳

「あひみんと 待こしけふの 夕たちに 天の川せや せきとなるらし」

「雲きりは たちへたつとも 久かたの あまの川せに せきはあらしな」

「なけきこし 人のわかれに くらふれは ほしのちきりそ うらやまれぬる」


なんかロマンチックなのはわかる。
ワカヒメ様に解説いただきたい。。


でね、七夕は星に願いをかける
いわば宇宙へ祈りを届ける日。

昔は6日の夕方から、笹竹をかざり姫星と彦星を祭って、手習・手芸の上達を願い、また関東・北陸・東北一帯で行われていたように線香をともすところもあり、農家では田の神の乗馬として藁などで七夕馬をつくって屋根に上げるなどして、豊作を祖霊に祈りました。

仙台では、七夕の笹のついた竹は、その小枝を落とし物干竿に使用し、小枝は七夕飾りのついたまま7日朝(時代によっては8日朝)、広瀬川に笹を流して、水を浴び、洗い物をしました。
この日を 七日浴なぬかびとも七日盆ともいい、本来は「みそぎ」をして盆祭に入る準備をする日だったのです。

禊もしてたんか。
やっぱり今の七夕感覚と違うなー。

次は最近の七夕事情について書いてみるね。

ほんでわまたー



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