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「英語を話せるようになりたい」は曖昧すぎる目標では?

このタイトルにドキッとした方、
Happy Tuesday!!

この記事では、下記について記します。
・英語学習の肝である、目標決めについてです。

アルバイトを始める際、仕事のプロジェクトを任された際、旅行に行く際、どのような場合も、「自分はこれがしたい!ここをこうしたい!」といった、目的がある方が大半だと思います。
※目的、といった概念で考えると言うよりは「それを踏まえて、なにがしたいのか」といった自分の意思とも言えますね。

しかし言語学習になると、途端に「英語を話せるようになりたい!」といった、目標が曖昧な方が多い印象です。どのような事柄も始める前の目標は今後を左右する重要な土台になります。このノートを読んで、今抱えている言語学習の目的を具体化して行きましょう。


1. 学習理由について

このノートでは、言語学習で一番大切なゴール決めについてお話をします。

まず、あなたが英語を学習したいと思った理由はなんですか?

下記のどれかですかね。
・仕事で、英語ができた方が良さそうだから(昇格・昇給等で)
・就活の時にあった方が良さそうだから(大企業・外資系企業に入れそう)
・世間で必要と言われる➕なんとなく将来的に英語力があったほうがよさそうだから
・周りの人(家族・同僚・友達等)にやれと言われるから
・その他

どれもとても素晴らしい目的だと思います。
まず、英語を必要とせずに一生を満足して終わることができる国「日本」で
英語を習得しよう、と思うこと自体が素晴らしいと思うのです。
向上心の塊、それに尽きますね。

さて、上記が理由の1つだとしたら、その先を具体的にイメージしましょう。
(もちろん、理由はどんなものでも、その先の具体化は必要ですので読んでみてください。)

具体化というと、
自分が英語を話してなりたい姿まで
を具体的にイメージするのです。

2.どういう姿になりたいのか

有名ではない私のこのノートに辿り着いている方は、下記の理由の方が多いと思います。

・英語の勉強しているが伸びない
・自分に向いている勉強方法が知りたい
・モチベーションが上がらない
・どういう風に勉強したら楽に英語が勉強できるのか知りたい
・その他

はっきり言います。
熱意を持って、英語を覚えたい!というよりも、
自分にメリットがありそう、という曖昧な理由の元
単語帳を使って単語を覚えたり動画を見たり、
モチベーションがない中、一般的に良いと言われる英語学習を行う。
そのような学習方法では英語を上手く習得することは難しいでしょう。
🟰自分が思うようなレベルまで習得することは難しいです。
→なぜなら自分の中のゴールがうまく定まっていないからなのです。

ではどうしたら良いのでしょうか?
目標の具体化の中で、
発音、語彙力、アクセント、話し方、
以上4つの細部までを考えてなりたい姿を考えてください。

3.具体的な、なりたい姿

突然ですが、皆さん周りに英語を話せる方がいましたら、
思い浮かべていただけますか?

・英語がネイティブみたいに話せる人
・たどたどしい話し方だけど、堂々とミスを恐れずに話せている人
・センター試験(今は共通テスト、呼びですかね)では英語の点数が高く、英語ができる人
・本当は話せるのに、いざっていう時は恥ずかしがって全然話せない人
・その他

このような人達を思い浮かべましたか?
上記の方々を、
発音、語彙力、アクセント、話し方、の要素を交えて、噛み砕いて考えるとこうなると思います。

・英語がネイティブみたいに話せる人
→ネイティブなような発音、語彙力、日本語アクセントが全くない方、カジュアル・フォーマルと話し方を使い分けられる方(帰国子女等)

・たどたどしい話し方だけど、堂々とミスを恐れずに話せている人
→発音・語彙力・アクセント等日本人っぽい・ビジネスではフォーマルな用語、カジュアルな場ではスラング等を使用し、失敗を恐れずに積極的に英語を使う人(芸能人だと、出川さんの様な方)

・センター試験では英語の点数が高く、英語ができる人
→英語が喋れるが日本語アクセント・日本語発音、教科書の様な堅い語彙力と堅い話し方の人(科目としての英語ができる方)

いかがでしょうか。このように考えたことがない、という方も多いのではないでしょうか。
まずは、「英語が話せるようになる」という漠然とした目標から4つの要素を軸に少しでも具体化できれば良いですね。

4.前提条件

ここからは、具体化のプロセスを行います。

皆さんのゴールを具体化していきましょう。
発音・語彙・アクセント・話し方
この中のどれを強化したいですか?

前提条件として、どのように話せるようになりたいのか、下記の区分から選んでみてください。

①挨拶レベル
- 挨拶、少し雑談ができる程度。

②会話レベル
- 雑談ができる。相手が話す内容が理解できて、少し返事ができる程度。

③ビジネスレベル
- ビジネスの場で、自分の意見を伝えられる・相手の言い分を理解できるレベル

④ネイティブレベル
- ビジネス、カジュアルな場厭わず、
自分の意見を発言できる➕相手の言うことも理解できる、母国語と同様に理解ができる

なぜ上記の区分を選ばなくてはいけないのか?と思った方。
難しく考えなくて良いです。
純粋にどういう風に話せるようになりたいのか、4つのレベルから選んでください。
まずは目指す場所・なりたい姿を考えましょう。
着地点がないまま学習を進める、それだけは避けるのです。

ちなみにここでのレベルはどれでも大丈夫です。
ポイントとしては、全く話せない状態から3.4のレベルを狙ってしまうと、
中々達成できず、モチベーションが下がってしまう可能性があるので
半年後・1年後といった短いスパンでの目標レベルを考えると良いでしょう。

5.この記事でやること

少し長くなってしまったので、ここで一旦区切ります。次のステップについては、次の記事をご覧ください。

この記事では
・上記の区分(①-④)
・発音・語彙・アクセント・話し方
を踏まえ、改めて自分のなりたい姿を考えていただければ結構です。
細かな具体化の点については、
次の記事を読んでみてください。具体化のステップ、お手伝いします。

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