バスケ部出身者に笑いをもたらす魔法の言葉
人間と会話をしていると、中高生の頃に何の部活をしていたかという話になることがよくある。相手に「何部だったんですか~?」と聞くパターンもあれば、「私、○○部出身で~」と、自分から打ち明けるパターンもある。
私はそういった会話の中で、相手がバスケ部出身者だった時に必ず言うセリフがある。それが、こちらだ。
「バスケ部だったんですか!バスケってあれですよね、あの、あまり詳しくはないんですけど、あの、、、ピボットですよね?」
これを言うともうほぼ100%の確率で相手は笑ってくれる。私はこれまで何度もバスケ部出身者にこの言葉を放ったが、今のところ全員笑ってくれた。そして笑いながらこう言うのである。
「なんでピボットだけ知ってるの~~~~~!?(爆笑)」
ピボットというのはバスケ用語で、なんかあの、片足を軸にしてその足は動かさないで、もう片方の足だけをコンパスの鉛筆みたいに動かすことで敵からボールを守る…みたいな技…である。だった気がする。たぶん合っている。バスケは確か、ボールを手に持った状態で3歩以上歩くのはダメだから、こういう技が必要になる…んですよねバスケ部出身者のみなさん!!!間違っていたら訂正してください。とにかく私はバスケに詳しくないので。
で、まあ、このピボットという技、おそらくだけどそんな一般市民に知られている技ではないんじゃないでしょうか。それこそ、その3歩以上歩いちゃアウトっていうトラベリングとか、フリースローとかの方が有名じゃない?たぶんだけどピボットって言うのは絶妙にマイナーで、バスケに全く詳しくない人間がそれだけ知っているっていう状況が面白いんじゃないかって、私は分析しているよ。
だから、バスケ部出身の人に出会い、かつその人を笑わせたかったら、ぜひピボットの話をしよう。おすすめだ。あ、バスケに詳しくない感を出すのも忘れないでね。
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