見出し画像

遊戯王クロスデュエル デッキ紹介『上級軸ギルフォード』

1、はじめに

「1月は行く」とはよく言ったもので、早くも2月が迫っております。そろそろ次のアップデートが楽しみになる頃合い、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、シーズン5は期間がかなり長期に渡っており、ひとシーズンの内にメタが何回か回っている印象です。今回はそんな複雑な環境下でも比較的高い安定性と、高火力で押し切る豪快な戦略で終始人気を得ている『ギルフォードデッキ』をご紹介します。

なお、『ギルフォードデッキ』の使用回数は以下の通りです。勝率も前々回の『真紅眼デッキ』の頃から維持できているので、概ね数字通りの結果でしょう。

2、デッキレシピ

今回のデッキはこちらになります。

上級5体採用ギルフォード

コンセプトとしては、「速攻」「圧殺」です。高い攻撃力を誇るモンスター達を早いターンから進行させ、相手の手札がまだ満ち足りていない内からプレッシャーをかけ続けて守りの体勢を崩し、ダイレクトアタックを狙います。
主力モンスターのスタッツが高いため、小手先のスキルや魔法罠ではレーンを返されづらく、狙った1〜2レーンについてはこちらの手札が枯渇しない限りはかなり強気に攻め続けることができます。

3、『上級軸ギルフォード』の強み

【ダイレクトアタックに特化している】

私のnoteでは散々言ってきましたが、ライフ管理がシビアなこのゲームにおいてダイレクトアタックは、ライフの回復と敵1人へのダメージを同時に行う最強の行動です。例え1000ダメージだとしても、決闘の結果に与える影響は非常に大きく、一撃入れることさえできれば2位以上に大きく近付くと言っていいでしょう。

当然、そんなことは相手も理解しています。その為、クロスデュエルでダイレクトアタックを通すのは中々に困難で、私の体感では1決闘の内に1〜2回見れるかどうかです。

その理由としては、「壁モンスター」「表示形式変更」「減速」「破壊」「バウンス」「幻惑」「攻撃弱体」と、防御手段が数多く存在するためです。

しかし、『ギルフォードデッキ』は採用モンスターの特性やプレイングによって、これらほぼ全てへの対抗手段を持ち合わせています。具体的に下記に示します。

「壁モンスター」
→「ギルフォード」のスキルで攻撃表示に変更。また、高い攻撃力のモンスターで攻め込むことで物量により圧殺。

「表示形式変更」
→「エネコン」「攻撃封じ」など採用率の高いカードは一時凌ぎでしかないので、序盤から展開することで対応可能。

「減速」
→こちらも序盤から攻め込めば敵ゾーンに到着できます。

「破壊」
→直接的な対応としては「シールドハンドラ」に頼りがちです。但し、プライズ持ちは避ければよく、主力が上級モンスターなので非エースの「青眼」は致命打にはなりません。

「バウンス」
→「ハリケーン」では上級モンスターを戻せないため、大きな問題にはなりません。召喚時効果の再利用ができて美味しい場面すらあります。
「強制脱出装置」は採用率が低いので割り切ります。

「幻惑」
→こちらもスキル「呪縛」によって付与される場合は一時凌ぎな上に戦闘は行えるので、序盤から展開しつつ後続と合わせて圧殺します。
永続付与する「幻惑の巻物」は上級モンスターには効きません。

「攻撃弱体」
→主に「リンクリボー」と「分断の壁」ですが、前者は「ギルフォード」ならスキル「封印」で対処できます。また、攻撃を通したい瞬間に「銀河眼」を召喚することでも対応可能です。
「分断の壁」はまともに受けると厳しいですが、「ギルフォード」なら自己完結された性能により、単騎でもライフを奪えるので影響を抑えられます。更に、「フォトンケルベロス」で発動を封じることも可能です。
また、そもそも採用率が下がってきているので、意識しすぎて攻撃の手を中途半端にするよりは、割り切って攻めた方が勝率は良いと思います。

以上の理由から、他の一般的なビートダウンデッキに比べてダイレクトアタックを通しやすい点が、『ギルフォードデッキ』最大の強みでしょう。

【一位を狙いやすい】

このゲームのデッキタイプは主に「ビートダウン」「コントロール」の2種類に分かれます。また、コントロールの勝ち筋は「回復」か「バーン」の二択、もしくは併用になります。つまり、現状存在するデッキを大別すると、

1、ビートダウン
2、回復コントロール
3、バーンコントロール

以上の三種と言えます。(このことから、過去に紹介した『ビートダウンマグナム』はかなり異質なデッキと言えます。)

この内、コントロールの二種については、手段の違いはあれど、基本的には相手とのライフ差が数百〜2000ポイント程度の差で上位を狙うデッキです。要するにダイレクトアタックと比較して大きなライフ差はつけ辛く、一般的に「2位狙いのデッキ」と言われる要因です。

『ギルフォードデッキ』は上級モンスターを中心とした高いビートダウン性能で高火力の一撃を叩き込むため、コントロールデッキの回復量やダメージ量を数値で上回りやすく、一位を狙いやすいと言えます。また、コントロールデッキは誰かが大きくライフアドバンテージを稼いだ場合は即座に2位狙いにシフトしてくることが多く、勝手に敵が減るので事実上こちらのサポートと捉えられます。

はっきり言って、ビートダウンデッキの性質上、コントロールデッキほど2位以上は安定しません。
但し、『ギルフォードデッキ』は勝つ時はほぼ1位のため、負けた分を取り返しやすいです。これは、ランクマッチや平均順位を意識する上で大きなメリットです。

【一戦あたりの時間が短くなりやすい】

序盤、具体的には2ターン目から積極的に攻め込むため、単騎決戦を狙いやすく、相手が「ギルフォード」を受けきれない場合は4ターン目には決着がつくこともしばしばあります。
もちろん、決着が付かず8ターン目までもつれ込むことも多々ありますが、例えばコントロールデッキだとほぼ毎回8ターン戦うことになります。
その点、単騎決戦を狙えるこのデッキは比較的短時間で多くの決闘をこなすことができ、ランクマッチを周回する上では便利です。

高速でランクを上げる際や、ポイント報酬のために周回する際にはお勧めできるポイントと言えるでしょう。(もちろん負けては意味がないので、環境を読む必要はあります。)

4、採用カードと採用理由

【ギルフォード・ザ・ライトニング】

主力その1。「光の力」持ちその1。
スキルは覚醒、光の力、封印を採用。封印と表示耐性は好みが分かれますが、個人的には「リンクリボー」やスキル「呪縛」への明確な解答になるため、封印を推奨します。
このカードの強みはなんと言っても完結された攻撃性能でしょう。覚醒スキルによって、最も簡単かつ効率的な防御方法である「壁モンスターによる守備受け」を許さず、高い攻撃力とスキル「攻撃弱化」により、強烈なダメージを叩き出します。攻撃弱化のおかげで継戦能力も高く、何よりこれら全てが自身のみのスキルで完結しており、コンボパーツを必要としない点が非常に優秀です。

似た運用をするカードに「希望皇ホープ」がありますが、あちらはより戦闘に強い一方で、肝心要の表示形式変更を自力では行えず、必ずコンボパーツが必要になる点からどうしても事故率がやや高めになります。
また、そもそもの召喚条件から構築を縛ることにも繋がります。

【青眼の白龍】

主力その2。
ビートダウンデッキなら真っ先に候補に上がるカードの一枚でしょう。壁モンスターをスキルで蹴散らしてダイレクトアタックを狙う「青眼ムーブ」は最初期から変わらず強力です。
また、ステータスも高く、上級モンスターであることから「ハリケーン」や敵の「青眼」の固有スキルも受け付けず、ビートダウンを行う上で非常に頼もしい一枚です。

【銀河眼の光子竜】

主力その3。
盤面のモンスター1体を選んでスキルを無効にするという、あまりにも汎用性の高い固有スキルを誇る新規カード。このカードが環境に与えた影響は非常に大きく、特に「マグナム」や「VtoZ」などの固定ゾーンモンスターは明確に数を減らしたと感じています。
このデッキでは、主にダイレクトアタックを通したい瞬間に召喚して、敵の「リンクリボー」「ガガガクラーク」「青眼」「真紅眼」や、スキル「封印」「呪縛」などを無効にして妨害の芽を摘みます。その後も自身の高いスタッツでビートダウンに加わり、追撃と防御を兼ねます。

【幻奏の音女アリア】

いつもの。
主にプライズ奪取に用います。
但し、後述しますが中央レーンにはスキル「光の力」持ちを召喚することが多いので、その場合は左右に召喚することがあります。
また、上級モンスターを多用しますので、壁モンスターを倒しやすく、自身のモンスターを減速して足並みを揃える戦術も狙いやすいです。

【白魔導士ピケル】

ビートダウン主体のデッキでも、1〜2体程度スキル「治癒」持ちモンスターを混ぜておくことは有効な戦術です。ビートダウンが決まらなかった場合、ビートダウンデッキ同士だとどうしてもライフが4000から変動せず、共倒れになる場合があるからです。
「ピケル」はそんな治癒持ちモンスターを上回る、最大600もの回復が可能な固有スキルを誇り、同じ考えをした相手に対してアドバンテージを取ることができます。
また、召喚時効果故に使用後はリリースに使えるため、無駄がありません。
使用上の注意としては、いつでもリリースできるように早めに召喚するなど、召喚タイミングを考える必要がある点でしょう。手札次第では200〜400の回復で妥協すべきです。

【サイバープリマ】

主力その4。
上級主体の構築、そして「ギルフォード」による守備受け禁止とあまりにも相性が良い強カードです。このカードが手札にあるかないかでダイレクトアタックの成功率が段違いなので、運よくドローできた場合は大切に使いましょう。
主に、ギルフォードと合わせてダイレクトアタックを狙いつつ、あわよくば最前線の強力モンスターのスタッツを蘇らせて戦線を維持します。戦線維持できていれば攻め込まれないので、実質防御カードでもあります。

【フォトンケルベロス】

光デッキのビートダウン性能が高い要因その1。
固有スキルが強力で、光レーンにさえ召喚すれば1ターン確実に敵の罠を防ぎます。
使用方法としては、当然ダイレクトアタックを狙えるタイミングで場に召喚したいところです。強力な罠である「分断の壁」や、コントロールデッキの勝ち筋である「ホーリージャベリン」と「威嚇する咆哮」などとのコンボを封殺することができる為、ドローできていれば攻め込む敵の選択肢が増えます。

【フォトンリザード】

光デッキのビートダウン性能が高い要因その2。
光デッキにのみ許された3体目のダブルコストモンスターであり、なんとそのまま4体目をも生み出します。このカードの存在から、光デッキは他と比べて最上級モンスターを格段に採用しやすく、さながら怪獣総進撃のような豪快な戦略を成立させられます。

【光霊術師ライナ】

「光の力」持ちその2。
固有スキルも優秀ですが、今回は「光の力」を採用。
低スタッツのライナ自身を自分召喚ゾーンに生かして続けておくこと自体の危険性や、他の下級光モンスターの数が少ない点、固有スキルの場合はライナ自身をリリースしては意味がない点などを考慮しました。

【ダークリゾネーター】

ダブルコストその1。
いつもの。
攻撃力がそこそこあるので場合によっては戦線に投入します。

【EMディスカバーヒッポ】

ダブルコストその2。
いつもの。

【久遠の魔術師ミラ】

いつもの。
「封印」持ちは一気に数が増えましたが、下級の最高打点は相変わらずこのカードです。
汎用性の高いカードですが、特にビートダウンデッキの為、戦闘に強い「ホープ」や相手の「ギルフォード」が致命的な場合があります。これらへの明確な解答として採用しています。

【デイブレーカー】

「光の力」持ちその3。
下級モンスター故の召喚しやすさと、比較的高い攻撃力から初手ではプライズ奪取に向かわせます。
守備には使えないので、その後もビートダウン要員として攻撃しているレーンに流して使います。

【銀河騎士】

主力その5。「光の力」持ちその4。
最上級モンスター故の攻守優秀なスタッツに加えて、「光の力」も持ち合わせた優良カード。
他の主力が召喚のタイミングを選ぶ為、雑に召喚できるこのカードは主に先鋒としての役割を果たします。

【ブレイドナイト】

「光の力」持ちその5。
「デイブレーカー」と比較すると、攻撃力が100ポイント落ちる代わりに守備力を得た分、扱いやすいです。
使い方は大きく変わらず、初手なら中央レーン優先、その後はアタッカーとして攻め込むレーンに流すのが基本です。

【サイバースウィザード】

「光の力」持ちその6。
下級光モンスターの中では最も高い1800の攻撃力を誇り、守備力も多少備えています。
後述しますが『ギルフォードデッキ』は自分の3レーンを全て光にする必要性は薄いため、枚数だけ見れば「光の力」を少々過剰に採用しているように見えます。
しかし、「フォトンリザード」などの光に召喚しなければならないモンスターを採用している以上、安定性の向上のために「光の力」の優先度は高くなります。特に最上級モンスターの「ギルフォード」と「銀河騎士」は「フォトンリザード」より後に召喚したいため、「フォトンリザード」より先に召喚できる下級光モンスターの重要度は高いです。

【ハリケーン】

防御の要であり、Nとは思えないパワーカード。このデッキの場合、「ギルフォード」のスキルによって能動的に敵を攻撃表示にできるため、発動の機会を増やしやすいです。
また、攻めるデッキは基本的に攻められることに弱い為、攻勢を仕掛けているレーン以外からの横槍に対処できるカードは重要です。

【シールドハンドラ】

なんだかんだで今だに多いエース「青眼」への解答。アグロ系デッキの性として、攻め込む相手のデッキを完璧には見切れない内から攻め込むことになります。ましてやエース「青眼」はバレにくいのが長所。予見して攻撃対象から外すことはほぼ不可能です。
その為、要のギルフォードや他の主力たちを守る為の直接的な手段として採用しています。
もちろん、プライズ持ちに攻め込む際などにも重宝します。

【威風堂々】

これは環境次第で「フォースフィールド」や「破邪の刻印」と選択します。
今回は「真紅眼」が大流行しており、その他「光の護封剣」やスキル「呪縛」で受けられると油断している相手に刺さることからこちらを選択していますが、特に「破邪の刻印」は「ギルフォード」をスキル「封印」から守ったり、流行中の「銀河眼」への対策になる為、採用が検討できるでしょう。

【光霊術ー「聖」】

光デッキが誇るパワーカードです。戦闘、効果問わずあらゆる破壊に反応して、そのレーンが光であればコスト無しで墓地からモンスターを即座に蘇生します。
これにより、敵の青眼ムーブを防いだり、「ブラックホール」を受けてもガラ空きにならずに済んだりします。
このデッキの場合、上級モンスター主体の為、呼び出されるモンスターも強力になりやすく、特にエースの「ギルフォード」を使い回せようものなら相手からすればたまったものではないでしょう。これを狙うために、自分のモンスターをあえて青眼や戦闘で破壊し、狙ったレーンに「ギルフォード」を蘇生させる戦術は覚えておきましょう。

5、基本のゲームプラン

「ギルフォード」のスキルを効果的に活用するため、中央+左右どちらかのレーンは光にしつつ、速攻展開で敵のライフを削り取ります。
残った1レーンについては、コントロールデッキのような攻めっ気のないデッキなら光にしてしまいましょう。逆に、ビートダウンデッキならばそっとしておくのが賢明です。下手に光にすると、敵からすれば「ギルフォードの存在から壁モンスターが置けなくなってしまった。なら攻め込まれる前に攻めなくては」という思考に入り、こちらを攻めてくることが考えられるためです。

【初動】

光モンスターの内、「デイブレーカー」「ブレイドナイト」「サイバースウィザード」がいれば最優先でプライズに向かわせます。「アリア」を引けていれば同時に左右に召喚しておきます。
左右にモンスターを召喚する場合、攻撃で置くか守備で置くかは手札次第です。上級が多くリリース要員を残したいなら守備、敵にアグロ展開をされて困る場合は攻撃で置きましょう。
但し、守備置きする場合、次のターンにはそのレーンに光モンスターや「フォトンリザード」などを召喚しづらいことを念頭に置く必要があります。

【2〜3ターン目】

1ターン目の動きから、「プライズの取得者」把握と、敵3人のデッキが「ビートダウンかコントロールか」を判断します。1ターン目から判別できるそれぞれの特徴を下記に示します。

【ビートダウンの特徴】
・攻撃力の高い下級モンスターが採用されている。
・「団結」「ペンデュラム」「貫通」「攻撃増加」「攻撃支援」「光の力」「挑発」などのスキルを持たせている。
・モンスターの召喚数が多い。
・モンスターを左右レーンに攻撃表示で召喚している。

【コントロールの特徴】
・モンスターを召喚しない。
・中央レーンに守備置きする。
・「炎上」「治癒」「狙撃」などのスキルを持たせている。

また、森が見えた場合は「グレートモス」によるビートダウンか「ブラックローズ」によるコントロールか判断がつきませんが、いずれにしても敵はこちらの進軍を迎え撃つ構えなので、無闇に序盤から突っ込まない方が良いでしょう。

さて、この辺りの情報から判断し、「プライズを取得していない」且つ「ビートダウンデッキと思われる方向」に向けて進軍を開始します。これは、コントロールデッキの方が守りが固いという理由もありますが、それ以上に「ギルフォード」の戦闘への強さを生かすために、モンスターで守るタイプのデッキを敵に回した方が戦いやすいという理由と、ビートダウン側を攻めなかった場合、横槍を入れられる危険性が高いことが理由です。
逆にコントロールデッキは放置していても特に攻めてこないことが多いです。但し、コントロールデッキ相手でも十分攻め切れる力は持っていますので、ここで選択を間違えても問題なく勝てることも多いです。

初手で中央に出したモンスターがもし高い攻撃力を備えたまま敵ゾーン到達しそうなら、2ターン目からいきなり「ギルフォード」を召喚していくのも手です。
但し、他の攻め手がなく、手札消費も激しくなるような状況で無理に出す必要はありません。その場合は、まず下級モンスターを攻め込ませたり、「フォトンリザード」を召喚するなどで1ターンを使います。

遅くとも3ターン目には「ギルフォード」召喚からの先に進軍していたモンスターによるダイレクトアタックを狙えるように立ち回れると最善でしょう。

【中盤以降】

ダイレクトアタックを通すまでは、しつこくモンスターを流し続けます。多少妨害を受けるのは当たり前なので割り切り、諦めずに攻め切りましょう。
アグロ展開された場合、守る側は攻める側が思っている以上に焦ります。何故なら現状の妨害カードは、その殆どが時間稼ぎ目的であり、モンスターを処理するなどの根本的な解決を図れるカードはそう多くないからです。
つまり、後半ならゲームセットの8ターン目が近いので逃げ切れる余裕がありますが、序盤ではまだ先が長く、守りきれないことが往々にしてあります。

「信じて攻める」「攻めきれなかった場合は相手の手札が上振れたから仕方ない」

この割り切りも大切になります。

また、一度ダイレクトアタックを通した後も、そのレーンを返されないように注意し、可能ならそのままライフを奪い切りましょう。
それが難しい場合、左右にモンスターを召喚し分けて先手を打つ守り方をし、敵の攻撃モンスターをレーン中央部で迎撃していきます。

6、最後に

コントロールデッキは比較的事故が少なく、ダイレクトアタックを受けづらいため安定して結果を残すことができます。
一方でビートダウンデッキは、そもそも難しいダイレクトアタックを通すために何かしらのコンボを要求されることが多く、またビートダウン同士で狙い合う関係上どうしても安定しない部分があります。
しかし、『ギルフォードデッキ』はコントロールが嫌うアグロ展開をしつつ、戦闘に滅法強いことから多くのビートダウンデッキにも五分五分以上に立ち向かうことが可能です。
何より、ガチガチに守るコントロールデッキを力でねじ伏せる快感は、一度ハマると抜け出せなくなる中毒性があります。

パワーデッキが好きな方にはぜひ使っていただきたいデッキです。よければご参考に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?