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Power of Voice 3 Mick Jagger 80th Birthday

歌詞和訳/Crazy Love

我っちの記憶では、ミック・ジャガーがまだ20代の頃、年寄りになってまでロックミュージシャンをやるつもりはない (想像できない〜だったかな?) と言ったのを読んだ記憶がありますが、さすがに80歳になっても現役とは、何ともはや想定外のリアルやなもし。BLUES、R&B、R&Rのパイオニアへのリスペクト+α がミックを推進するエネルギーの素だと思ってますが、、、

The Rolling Stones
1964/UKリリース、ファーストアルバム

ビートルズに続いてローリング・ストーンズが登場した時、ビートルズのニューハーモニーロック(?〜あくまで個人の感想) から、狂った磁石のようにストーンズ方位へ引っぱられた。当時の業界では、けっして上手いヴォーカルとは見られてなかったようですが、バンドの選曲(初期は大半がブルースのカヴァー)と破天荒な演奏スタイルの中でシャウトするミックにハマっちまいやした、、、声との出会いって説明不能な心の欲求から来るものでしょうかな。

IT'S ONLY ROCK‘N ROLL/1974
ロック王者のオーラ漂うジャケット

故ブライアン・ジョーンズの後にミック・テイラー(g.)が新メンバーとなった70年代、ストーンズはロックバンドとして成熟度増しまし。ジャガーもソングライター&ヴォーカリストとして進化シンガー!
It's only Rock‘n Roll (But I like it)
(1974/song by M.Jagger & K.Richards)
*2013/Live at Glastonbury fes.

                                          (youtube)
seventy になる前月のパフォーマンスは seventeen の如くじゃないか〜いっ!!!
とにもかくにもハートビートが続く限り、歌ってよジャガーなっ!
汗を吹き散らす姿は生まれ月の夏が実に似合うやなし。ジャガ、今は世界的猛暑ジャガな、我っちは冬が恋しくなりまする。
Winter (1973/The Rolling Stones)
(song by M.Jagger & K.Richards)

                                           (youtube)

ミック・ジャガー誕生から2年後の夏の終り、北アイルランドのベルファストで、のちにシンガーソングライターとして大成する人物が生を受けた。Van Morrison、ミック同じくまだまだ現役なんですが、飛行機嫌いということらしく(?)、これまで日本公演はなし。というか、日本国に興味がないのかな。欧米でのツアーはやっておるし。

ヴァン・モリソンのヴォーカルで活動したブルースフォローバンド”THEM“は2枚のシングルをチャートインさせた。ヘヴィーなサウンドの、
GLORIA (1964/THEM)
(song by V.Morrison)

                                          (youtube)
もう一つはライトなポップチューン “Here Comes The Night”(プロデューサー、B.バーンズ作)だったが、ランクインヒットはするも、トップにはいたらず。
ヴァンはバンドを離れアメリカへ。バーンズのプロデュースで “ブラウン アイド ガール” をトップ10入りさせた。
Brown Eyed Girl (1967)
(song & vo./V.Morrison)

                                          (youtube)
バーンズ急逝後、ヴァンはアルバム制作を中心に、独自の音楽性を発揮していく。1960年代から50年以上ほぼ毎年新譜を発表し続けている、クリエイティブなミュージシャン。ケルトの魂を秘めたクオリティの高い作品は、音楽に関わる多くの人々にリスペクトされてきたやな。
デヴューの頃にはその歌に、ミックと似た声の響を感じたものでした。パワフルな中低音が素晴らしい一方、高音域での静かなるシャウトも魅力的の感!!!

(I'm) Crazy for the Voice of “VAN THE MAN”

Crazy Love (1970)
(song & vo./Van Morrison)

                                            (youtube)
*恐れ入りますが、原詞はネットで閲覧くださいませ (_ _) 。

Crazy Love

僕には聞こえるあの娘の胸の鼓動   千マイル離れていても
そう天国の門が開くのさ あの娘が微笑む時はいつも
そうさあの娘のもとへ 僕がいるべき場所へ
ずっと走りつづけるのさ 歌う川のように

あの娘が僕にくれる愛、love, love, love,くるおしい愛
あの娘が僕にくれる愛、love, love, love,くるおしい愛

ひどく落ち込んでいる時 あの娘の素敵なユーモアに救われる
陽が沈みかける時 僕はやって来るのさあの娘のもとへ
あの娘は僕の悩みを消しさり 嘆きを拭いとる
こころの痛みは癒され じきに僕は眠りにつく

あの娘が僕にくれる愛、love, love, love,くるおしい愛
あの娘が僕にくれる愛、love, love, love,くるおしい愛

そう あの娘が必要さ 昼も
そうさ あの娘が必要なんだ 夜も
だからこの腕をあの娘に伸ばし
キスしたい 抱きしめたい 何度も強く

遥かなる地から帰る時 それは
あの娘のやさしい愛に包まれる 光り輝く日
そう 僕を立ち直らせ 真っ当な者にしてくれる日
そうさ こころの底まで穏やかにしてくれる日

あの娘が僕にくれる愛、love, love, love,くるおしい愛
あの娘が僕にくれる愛、love, love, love,くるおしい愛

あの娘が僕にくれる愛、love, love, love,くるおしい愛
あの娘が僕にくれる愛、love, love, love,くるおしい愛

                                 (訳詞/杜村 晩)

 



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