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「本当の最後」の夢

私には最終ゴールに大きな夢がある。
この夢が叶えば、私の人生は最高に幸せだったといえる。
人生の最後に、私の手を握ってくれる夫。
「おもしろかったね。ありがとう。」
と夫に言って笑顔で旅立つ。

もちろん大好きな人たちがガヤガヤと私を囲んで最後まで笑ってくれていたら尚のこと幸せだ。
夫のドラえもんのような温かい手で、私の手を握っていてほしい。

とはいえまだまだ私は生きていく。
私のイタリア行きを強力にサポートしてくれた夫。
実家で寂しさに耐えてくれている両親。
私の不在中に両親をサポートしてくれている姉たちと義理の兄たちとかわいい甥。
いつも私を励ましてくれる大切な親友たち。
私は日本でもイタリアでも膨大な人数の人々に支えていただいている。

生まれた時から今までお世話になった人々、自分の食べてきた物•着てきた服•住んでいた家•使ってきた物など生産にかかわるすべての人々を含めると、おそらく億を超える人数の人々のお陰で生きていると言える。
私の命を支えるために犠牲になった動物たちのことも忘れてはならない。

イタリアでは街中に教会があり、鐘の音を毎日耳にする。
そんな中を歩いていると、生きていることに感謝せずにはいられなくなる。
いただいたたった一つの命だ。

最後の最後まで時間を大切に。
すべての人を大切に。
すべての生き物を大切に。
すべてのものを大切に。
いただいた恩と愛を返していく。

これからの未来がとても楽しみで仕方がない。

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