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読書メモ#9「同じ勉強をしていてなぜ差がつくのか?『自分の頭で考える子』になる10のマジックワード」石田勝紀 著

いつもは、「ハチドリのひとしずく」というタイトルで、関西創価中学校のアカウントでnoteを書いています。こちらでは、備忘録がわりに、読んだ本についてのメモを残していきたいと思います。

9冊目は、石田勝紀 著「同じ勉強をしていてなぜ差がつくのか?『自分の頭で考える子』になる10のマジックワード」

職場の先輩と「そもそも学力って?」という話しになりました。

「高校生で勉強が得意な子って、”要するに”(抽象化思考力)と、”たとえば、どういうこと?”(具体化思考力)が、できるだよね〜」と、授業中のあれこれを話してくれながら、紹介してくれたのがこの本です。

まず、著者いわく、学びには3つのタイプがあるそうです。

1)学んでいるように見えるが、学ぼうと思ってない人
2)授業中・仕事中だけしか学ばない人
3)寝ているとき以外、日常すべてが学びになっている人

これは、とってもわかるし、3)の楽しさは日々、実感中。 

最後に「10のマジックワードのうち、実践したい3つを選んでみて」とあったので、選んでみたのが次の3つです。

・どう思う?(自己表現力)
・楽しむには?(積極的思考力)
・何のため?(目的意識力)

その中で、一番意識しようと思ったのは、「楽しむには?」

この本では、「お茶くみ」を例に、「自分が出したお茶で、このお茶美味しいね〜と言わせてみせる」と考えてお茶をいれる人は、あきらかに周りと「違う人」だ、と。

自分の裁量で変えられることは、いくらでも変えるんだけど、力不足で変えられないままやらなきゃいけない「つまらないこと」を、いかに価値あるものにするか、いかに楽しむか...

「意味ある?!」「わけわからん!」ってぶった斬らずに「戦略」に変えられるかが、胆力のある「大人」への一歩かもしれません。

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