日本の食の未来を考える

米と大豆を基本とした食生活をすれば、日本の食料自給率はすぐに100%になる。
自然を壊さず、自然を豊かに、自然と共に生きれば、人生100年を健康にいきることができる。
米(玄米ご飯、胚芽米ご飯、雑穀米ご飯)と納豆、豆腐、味噌汁を基本とした食生活である。味噌汁には野菜(にんじん、ごぼう、れんこん、かぼちゃ等で具を添える。ごはん(主食)と味噌汁(副菜食)を基本とした食生活である。長生き味噌汁や長生きスープなどもよい。
玄米ご飯へのトッピングは何がよいでしょう。一つは、ごま塩昆布です。他にも食べる小魚やナッツ類等いろいろとアイデアを創作して、おにぎり作りに役立てるとよい。
基本的に、「おにぎりと味噌汁と漬物」で1食を構成する。

司馬遼太郎は、「日本人すべてが賛成できる一つのことがある。
それは、この美しい日本の自然をこれ以上壊さないことだ。」と遺言している。この遺言を死守したい。

 米作り、大豆作り及び地方特産物の生産を基本とした農業を再生する中で、美しい田園風景を取り戻し、森を豊かに育て、海を綺麗にし、美しい豊かな自然を再生することが、日本人の目指す道ではないでしょうか。

宮澤賢治の目指した理想郷(イーハトーブ)、農民芸術の村づくりをし、「まことの幸福」を探求し、医療費、教育費無料で受けられるようにする。障碍者(自動運転耕耘機や野菜工場運転者)も高齢者(定年退職したら自然の中で暮らそう)も和やかに暮らしていける村づくりが、日本の国造りとなるのではないか。自然を豊かに、自然と共に生きよう。自然を大切に生きることから、自然の問題、食物の問題は解決できる。

 その野菜工場村の周囲に、工場で働く人の住宅があり、働きたいひとが誰でも寝泊りできるようにする。そこでは、誰もが、月20万の収入を得ることができる。少子高齢化恐るに足らず。

その工場の周囲には、図書館があり、宮澤賢治の童話や、夏目漱石・森鷗外の小説や万葉集。枕草子などの古典があり、読みたい本が無料で読めるようにする。図書館の隣には、「読み書きそろばん」を教える塾があり、伝統芸術継承館(祭り、織物、焼き物等)もある。工場の地下には、レクリエーション活動のスペースをつくり、何かの折には、災害の避難所ともなれる施設をつくる。

宮澤賢治の「雨にも負けず」の精神で、災害の折には、「西に困っている人があれば、」と助け合う全国的な野菜工場ネットワークを結ぶ。

そんな、理想の村(施設)づくりをなすことが、日本再生につながるのではないか。日本列島自然再生工場が米野菜づくり農業であると思う。
自然を大切にし、食べ物を大切にする所から、まことの幸福は見出せるのではないか。
自然真栄の道、それが日本の国造りとなる。

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