ジャガイモの霜・寒さ対策はこれで完璧!


ジャガイモ栽培は温暖地域では苦労なく簡単に栽培可能と思われますが、やや寒冷地となると至難の業です。氷点下2,3度くらいに気温が下がりますと、ジャガイモの新芽が溶けてしまいます。

ならば適期の4月初めに植え付けると収穫が梅雨時期に入り、梅雨時期は晴れ間が少なく、乾燥にとても手間取ります。乾燥をうまくしておかなければ腐敗の原因となりますので、梅雨時期までには収穫をすませたいものです。

これまで寒さ、霜で何度も痛い目に遭ってきましたが、新芽に土を掛けてやるのが一番よい対策方法だと思います。地温も好影響するのでしょう。一度も失敗なしです。ビニールハウスの場合は新芽に不織布を掛け、灯油ストーブをつけてやればまず問題なしです。

■わたしの植付け方法
①種芋をカットし1,2日切口を乾燥(芽は3コ残し他は除外)
②畝にカット部分を上にして植付け、黒マルチで覆う
③芽が出たら黒マルチを破り芽出ししてやる
④低温、霜が予想される場合、その都度芽に土を掛けてやる
⑤葉、茎が少し黄ばみ収穫時期になれば晴れ間の日に収穫

※種芋のカットした面を上にすると、腐敗を防ぎ、根がよく張る、下から芽がでるため茎の節が多く地中にあるため、芽が霜に遭ってもダメージが少なく再生がはやいです。

■わたしが植付けする品種
・インカのめざめ
 とにかく甘みがあり美味しい。欠点は休眠期間が超短いことと収量が少ないことです。草勢はおとなしく寒さに弱い。
・グランドペチカ
 ほっくりで甘みがあり煮崩れしません。草勢は強く濃緑で寒さにも強いと思います。
・キタアカリ
 ほっくり系で美味しいです。収量もよいです。

新ジャガをはやく収穫し、タマネギ、ニンジン、牛筋と煮込めば味は超最高です。


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