野菜栽培での3つの障害

 野菜を栽培する上で最も問題になることとして、つぎの3つが上げられます。みなさんはどのように感じられていますでしょうか。わたしは次の3つのことをクリヤーしなければ自家用野菜にしろ、出荷用野菜にしろ、うまく育てられないのではと思います。
 
★野菜栽培の3つの大きな障害とは
 
1) 害虫の食害による生育不良及び商品価値の低下
2) 病気による生育障害、または枯れ死
3) 雑草による生育不良および雑草による日照不足原因での枯れ死
などです。
 
 以上経験してきたこととその対応策は後の記事に委ねますが、すべての
害虫をシャットアウトしようと思えば大変な経費が伴います。例えば目合が0.4mmの防虫ネットは高価で有効ですが、飛来または這ってくる害虫には有効でも、土中にいる害虫にはまったく効果がありません。
 
 つぎに野菜の病気対策ですが過密栽培をしない、耐病性品種の選択、体に無害な自然農薬を使用するなど適切なの対応処置が求められます。インターネットで調べ物をしていて、キャベツなどにつく害虫に有効な自然農薬を見つけました。何時、何度、防除しても健康に問題がないものが自然農薬のです。これからはそんな自然農薬の使用が求められていると思います。(詳細は後編の記事に委ねます)
 
 雑草対策には畝を透明ビニールシートで覆う太陽熱消毒、雑草の芽を切らせてからバーナーでの焼却、またはトラクターで浅く何度も耕耘する、黒マルチなどで畝を覆うなど有効ですが、栽培面積が広くなると対応しきれなくなります。そのあたりも別記事で取り上げてみたいと思います。
 
 いずれにしましてもまったく対応策がないわけでなく、その土地、作付ける野菜に最も適した対応策で切り抜けていくしかありません。すべてにいえることですが、先手、先手で手を打つことが肝要で、後手に回るほど被害が大きくなることはいうまでありません。

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