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更年期で片付くかな

更年期とは“生殖期(性成熟期)と非生殖期(老年期)の間の移行期のことで、卵巣機能が減退し始め、消失するまでの時期”をいいます。

「更年期」を調べると、そのように書かれていました。
卵巣機能が消失すると、非生殖期。老年期になる。
単純に閉経前後の一定期間を言うのかと思っていましたが、卵巣なのですね。

いろいろな症状が出るというが

のぼせ、ほてり、発汗、貧血、たちくらみ、倦怠感・・・更年期の様々な不調は更年期障害とされ、ホルモンのバランスを整えることが症状を緩和させる第一歩、と思っていました。
目に見えないホルモンのバランスをどうやって整えるんだ?大豆製品をたくさん食べてイソフラボンをとりこむ?それで整うのか?
いやいや、そういう時に「命の母」でしょ!と思い立ち、飲んでいたことがあります。
私の結論としては、効果は何も感じませんでした。飲んでいたから疲れが取れたわけでも、イライラが減ったわけでもなかった。
「肌荒れ」「貧血」「肩こり」という私の悩みを解決してくれそうな魅力的なワードが、効能には書かれていましたが。
数々の効能の中でも魅かれたのは「ヒステリー」です。
とにかくイライラねちねちして、ちょっとしたことで悲観したり人のせいにしたくなる。外では我慢していても、家族には当たり散らしたくなる。

命の母でその「ヒステリー」状態が緩和されるのなら、と思いましたが、それも実感がありませんでした。
ドラッグストアの特売チラシに「命の母」が掲載されており、開店すぐにいそいそ出かけて店内の棚を見たらない。「命の母」がない。
「特売品で掲載しているのに朝早々に在庫が無いなんてどういうことなんですかー----!!」とレジカウンターでブチギレ。
完全にヒステリーです。

かゆみも更年期が理由?

皮膚科で、体全体が痒いことを伝えると、医師は「年齢的にも更年期だから、乾燥で痒くなるのは仕方ない」と。
そうか、命の母にも「肌荒れ」ってあるもんなあ。と思っていましたが、
いや、更年期だからと言えば何でも片付くわけではないのですよね。
皮膚科も、耳鼻咽喉科も、内科も、不調を訴えた先では必ず年齢的なもの、更年期、ということを理由にされました。
最近は男性更年期も話題になります。

でも、ある一定期間の年齢だから。ということだけでは、ひとりひとりの健康状態は一律ではないわけですから、当然片付くわけではないと思います。
診断というジャッジを下す場合の、ひとつの魔法ワードなのかなと思います。更年期というものは。

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