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家で過ごしてる時のマイペースな自分が好き

家が好き。

井田 千秋さんの漫画『家が好きな人』を読んだ。

たくさん寝て、食べて、本を読んで、映画を見て、たまにベランダから花火を見たりして、ゆっくり過ごす。

特別なことなんて何もない。
けど、そのなんてことない時間が愛おしい。

大人になると、自由に使えるお金が増える。
お休みの日は遠くにお出かけして、なにか有意義な体験をしなくちゃもったいない、なんて気持ちになる。

もちろんそれは素晴らしいことだけど、いつもだと私が疲れちゃうし、フトコロも傷んでしまう。
たまに遠出するぐらいの方が、よりその時間を楽しめていいのかも。

家で、幸せそうに、満ち足りて過ごしてる登場人物たちを見て、こういうのも素敵だな、と思った。

家のなかでは、本当の自分でいられる。
かっこつける必要もないし、着心地のいいクタクタの服だって着れちゃうのだ。

好きなだけ本を読んで、飽きたら漫画を読む。
おやつが欲しくなったら、近くのコンビニまで散歩して。
家の近くをゆっくり歩くだけでも、意外と楽しいもんだ。

私は家が好き。それと、家で過ごす自分のことも、けっこう好き。

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