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わたしがうつ病を克服した方法 ♯4

うつ病克服には、何はともあれ、まず第一歩が自分がうつ病であることを受け入れること。
そしてそんな自分に、いままでよくがんばってきたね。少し休んでゆっくりしていいよ。と声をかけること。そして、本気で休むということをがんばる!

そうです!休むことを頑張るのです。

うつ病になる人は、ある意味M体質。自分の体の苦しいなんて声は無視して、どこまでも人のために頑張ってしまう。
がんばるっていう程度も、自分の力を100%を出し切ることじゃない。120%の力で、自分を犠牲にしてこそ、人のために尽くしてるって言える!
なんて、自己犠牲が大好きな体質なんです。
でも、その労る相手は、自分の疲れ切った体や脳でも良いはず。

人の気持ちをくみ取る力のあるうつ病に苦しむ方々は、ちゃんと自分の体の声にも耳を傾けることができるはず。

まずはその自分の体の声に耳を澄ます訓練からはじめます!


ボディーマッピング

ボディーマッピングという言葉をご存じでしょうか?
わたしは知人に教えてもらうまで知らなかった言葉です。

人には自分の体の地図が頭の中にあるんだそうです。
確かに、あまり意識していなくても、自分の体の大きさは理解していて、物にぶつからないように、適度な距離感で避けられます。

運動するときには、ジャンプした体を、どうやったら支えて着地できるかも、無意識で計算して実行しているわけです。

脳ってよくできていますね!
でも、その脳を操っているはずのわたしたち人間のほうは、脳の使い方も、体の使い方も上手ではないようです。

どこかで脳の中にある体の地図を、間違ったものに書きかえてしまうようなのです。

たとえば、苦手な上司の前に出ると、なんとかその圧に負けないようにと体に力が入ってしまう。
肩が上がって、首がすくみ、結果知らず知らずに猫背完成!

こうなると、常に頭痛、肩こり、腰痛、を抱えることになります。
やがて、体の不調はさらなるストレスを招くので、胃腸のトラブルを抱えるようになって、過敏性腸症候群の症状を発症。
体は地獄への階段を駆け下りるように、次から次へと不調のオンパレードに見舞われていくのです。

でも、様々な症状を抱えすぎてしまい、原因がどこにあるのかが分からなくなってしまうのです。
あっちの病院、こっちの病院へと行き、その度に「異常ありませんね」あるいは、「自律神経失調性ですね」で片づけられてしまう。

「誰かわたしの体を治せるって人現れてよ~~~!!」
と思うのに、手を差し伸べてくれる人はいないのです。

だったら、自分で治しましょう!

まずは自分の頭の中にある、間違った地図を書き直す必要があります。

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