小さな「気づき」#37~「松竹梅」の「竹」を敢えて避けてみる~
ついに我が家の炊飯器が壊れた。
蓋が閉まらない。
5年間ほぼ毎日使用して、ついに別れをつげることになった。
先月ホットクックを購入したばかりだったので痛い出費だ。
さて、家電屋へいってみると、陳列棚におよそ10種類ほど並んでいる。
ラインナップが豊富すぎて迷う。
「IH」「圧力IH」「ふっくら炊き」「土鍋炊き」…
今まで使用していたのは象印の炊飯ジャーで、当時の価格で25,000円程度だったと記憶している。
世の中の値動きと同様に、こちらも軒並み金額が上がっている。
金額は9,800円から100,000円と大きな差がある。
最終的に選んだのは、下位から2番目の
28,000円 タイガージャー炊飯器(一升炊き)
※最下位機種(9,800円)は熱源が釜の底にあるため、炊きムラが起こる可能性があるらしい。
帰宅後いざ炊飯!
さてお味は…
んー 変わらない?
家族、誰も気づかない。
今まで使用していた炊飯器に不満はなく、同じ位のスペックを求めていたので充分であった。
(いや、象印の同機種は35,000円程で売られていたので、グレードダウンか…)
日本の家電、下位機種でも侮れない。
「松竹梅」の三択では、どうしても「竹」を選びがちだが、勇気をもって「梅」を選んで良かった。
我が家の用途に合ったものを選択できたと満足している。
昔の記事でも書いたが、「高い=良いもの」ではない。
(15年前に13,000円で購入したオーブンレンジは故障もなく、現在も使用中)
「竹」を敢えて選ばないこと。
これは自分にとって大切なこと、必要なものについて考え、見極めることと同義であると改めて考えさせられた。