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手帳の母艦とはなんぞや?

noteで手帳の記事を読むとちょくちょく出てくる言葉。

「この手帳は母艦として使用する」

この場合、母艦とは船を意味するのではなく手帳用語の1つらしい。
聞いたことがないので全然意味がわからない。

母艦=航空母艦
ならば飛行機や潜水艦もあるのだろうか?

ググッてみることにした。

結果、「手帳の母艦」に明確な定義はないらしい。
それぞれが持つイメージで使っている言葉だそうで。

過去にもわたしと同じ疑問を持った方がいたらしく、Twitterのまとめがあった。
読んでみるとなかなか面白く感じた。

「全てのスケジュールを書いている手帳」
「必要な事が全てが詰め込んであるもの」
「何かの時一冊だけ持って逃げるならこれ」
「あちこち書き散らしているけどこの1冊を見れば何となく全部書いてある」

togetterまとめ 手帳の母艦より

「手帳の母艦」について、手帳ユーザーそれぞれで認識が微妙に違う。
イメージとしては、スケジュール管理するもの、覚えておくべき個人的な情報が書かれたものという使い方なのだろう。

厳密に定義された言葉ではないけど、お互い何となく意味が通じるというのも面白い。
同じ「手帳」というツールが、人によって使い方が様々なのと似ているかもしれない。

ぼんやりしたイメージの「手帳の母艦」だが、システム手帳の場合はその言葉にふさわしい機能を持つのかなと思った。
バインダーが母艦、リフィルが飛行機や潜水艦だと考えれば、自由に取り外しできて戻ることもできるからだ。

綴じ手帳は毎年中身を更新しないといけないが、システム手帳は必要なものは何年もバインダーに残せ、更新したいリフィルだけ交換すれば良い。
情報を集約し、好きなように入れ替えもできる。
正に「母艦」らしい使い方ができる手帳だと思う。


複数の綴じ手帳を使うユーザーには「これは母艦、これはサブ手帳」などと決めている方もいるが、わたしにはそういう認識はない。

スケジュール管理用の手帳はペラペラの月間ブロック手帳なのでちっとも母艦らしくない。
A5の1日1ページ手帳はほぼ雑記帳である。

そんな自由な考え方や使い方が手帳の面白いところで、他人の手帳の話を聞いたり中身を見たりする楽しみに繋がるのだと思う。

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