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ドラマ「イップス」 ミステリーファンの期待する展開

画像引用 : フジテレビ

フジテレビの春ドラマ「イップス」を初回から楽しみに観ています。
書けないミステリー作家の黒羽ミコと、解けない刑事の森野が協力して事件を解決するミステリーコメディ。

前回の記事では中盤からの展開を予想してみました。

大転換はしなかったのですが、ミコと森野のイップスの原因が「歪な十字架模倣殺人事件」にあったというのは大当たり。
それからはもっとミステリーらしい話かと思いましたが、6話の森野誘拐事件だけ過去の「歪な〜」に関わっていただけ。
7話と8話はまた一話完結のストーリーでした。

ミステリードラマとしては緩くても楽しんで観ておりましたが、7話と8話がかなり残念な話でした( ´Д`)=3

第7話

7話はフィギュアスケート選手の吹雪がコーチを変えたため、彼の元コーチ・真白が新コーチを殺害。
真白役は元フィギュアスケート選手の村上佳菜子さんでした。
きついなと思ったのがアリバイの作り方。

真白は偶然ミコと知り合い、ミコがスケートリンクで練習を見学している間に別の施設へダッシュして犯行、再びダッシュして練習が終わると何気ない顔でミコの隣へ。
練習中は会場が真っ暗。ミコが真白を見たり話しかけたりしなかったのでアリバイ成立。

本人は完璧と思ったかもしれないけど……無理じゃね?

理由1:犯行は絞殺、女性の力でそんなに短時間で殺せると思えない。
理由2:犯行後にダッシュして戻ったのに息も切れず平然としているのが変。

短時間で殺せたとしても、ダッシュ→殺害→ダッシュ で平然としてられる?
ダッシュは平気でも殺害後は心臓ドキドキじゃない?
真白はサイコパスなの?

第8話

8話は恋愛小説家の理沙が付き合っていた俳優を殺害。
2人は恋愛バラエティの共演者で、俳優は結婚していたのを隠していた上に理沙に「大人の関係を続けよう」と言う。
殺されても文句言えないほどのクズ。
理沙役はアンミカさんでした。

犯行はバラエティ番組の始まる前、楽屋で理沙はADにネックレスが絡まっていたので解いてと頼みます。
そして自分はパーティーションの向こう側でYouTubeを撮影していると思わせて犯行現場へ。
実際はスマホで事前に撮影していた動画を流し、声を聞かせてアリバイ作り。

もっと無理じゃね?( ̄∇ ̄)

ADさんが「終わりましたよ」とチラッとパーティションの向こうを覗いたらアリバイ崩れますよね。
綱渡りすぎるし、7話とアリバイの構造がほぼ同じ!(´д`)

8話はミコと理沙の仲が悪そうな嫌味だらけの会話など面白い場面が多かったのに、ミステリ部分は残念感しかなかったです。

ミステリらしい展開を期待

森野の関わった「歪な十字架模倣事件」を早く再調査して解決してもらいたいです。
もちろんミコが首を突っ込んで森野との迷バディを見せて欲しい。

8話のラストで謎の人物が十字架っぽい道具を店で購入する場面があったので何か展開があるかもしれないけど、視聴者に気を持たせるばかりで全然進展しないのでうずうずしています。

9話は萩原利久がゲストのまた一話完結型ストーリーですが、十字架の方もよろしく!



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