ドラマ「イップス」が大転換する可能性
画像引用:フジテレビ
今月から始まったドラマ「イップス」を楽しく視聴しています。
【あらすじ】
篠原涼子とバカリズムがW主演を務める完全オリジナルのミステリーコメディー。小説を“書けなくなってしまった”ミステリー作家・ミコ(篠原)と、事件を“解けなくなった”エリート刑事・森野(バカリズム)というイップスを抱えた二人が、お互いを補い合い、小気味よい会話劇を繰り広げながら犯人を追い詰めていく。
(引用:WEBザテレビジョン)
2話まで放送されていますが、最初に出てくる感想は「緩い」。
犯人が最初から示される倒叙形式(古畑任三郎のような展開のミステリー)で、1話の犯人は熱波師役でトリンドル玲奈、2話のゲストはYouTuber役で藤原季節です。
役名はそれぞれ「電撃ウィッチ麻尋」「悪童エクスプレスのよっちゃん」。
舞台はサウナ施設とカラオケボックス。
そこに篠原演じるミコとバカリズム演じる森野が居合わせて、森野は嫌がるもののミコが強引に推理させて解決という流れです。
事件現場にたまたま主人公2人がいる、しかも連続で。
「名探偵コナン」かよ!!とツッコミ入れたくなりますよね(^○^)
捜査しに来た刑事も鑑識も「おそらく事故ですね〜」「自殺に間違いなさそうですね〜」とポンコツぶりを発揮します。
しかし勘の良いミコが「あの人怪しい」と疑い、イップス(スランプ的なもの?)とはいえ優秀な森野が推理を展開、事件は無事に解決します。
面白いのが2人の会話で、ポンポン飛び出すボケとツッコミのような軽い口喧嘩のようなやり取りで楽しませてくれます。
他にも小ネタが満載で、
森野がサボっている事件が「ひよこ鑑定士連続殺人」🐣
事件現場に浮かれるミコが鑑識の人にカメラで記念撮影してもらっちゃう📸
殺人の動機は長年の恨みとか重いものではなく、殺し方もサクッとやっちゃってます。
(なので殺される側はちょっと気の毒)
このドラマ、全体的にゆるーいミステリーコメディなのです。
しかしわたしは「イップス」が中盤あたりから大転換するのではと考えました!(どどん!!)
理由①
1話と2話のラストに思わせぶりなシーンがある
1話のラストで森野が本棚からミコの著書『歪な十字架』を取り出します。
表紙裏には2016.3.13の日付でミコのサイン。
本文には森野が書いた?書き込み。
「殺害に十字架刺した」→別人の可能性?と書き込み
「大きく書かれた【traitor】という文字」→traitorに下線して筆跡、指紋と書き込み
(traitorは裏切り者という意味)
最初はミステリー好きの森野が推理のために書き込んだと思っていたのですが、2話のラストでもっと思わせぶりなシーンが出てきました。
ミコが弁護士である弟の黒羽慧(染谷将太)に電話で森野のことを話します。
森野のフルネームを聞いて表情を変える慧。
通話後に古いファイルを取り出します。
そこには週刊誌の記事のコピーや殺人事件の調書?のようなものがありました。
「歪な十字架模倣事件 鉄の十字架刺さった惨殺遺体見つかる」
調書らしき文書には最後に「警部補 森野徹」と名前がありました。
十字架を刺した惨殺遺体なんて、ミステリーコメディには相応しくない残忍さですね(≧∇≦)/
理由②
1話のラストで5話までのサブタイトルが公開される
1話のラスト、これからのお話は〜🎵なんて軽いノリで5話までのサブタイトルが公開されました。
珍しい…と言うよりサブタイトル公開なんて初めて見ました。
しかしこの公開こそが視聴者へのミスリードなのでは?
緩いミステリーコメディを続けますよ、と見せかけておいて、中盤つまり6話からは過去の事件を扱ったシリアス展開になるのではないかと。
中盤以降の展開予想
※当たっていたら後半の楽しみがなくなるので、展開予想がお好きじゃない方は読まないで下さい
↓ ↓ ↓
ミコが小説を書けなくなったり、森野が捜査できなくなったのは、過去の事件が発端なのかも。
ミコは自分の著書を真似た殺人が実際に起こってショック。
またミステリーを書いて悪人に模倣されたらというトラウマが残って、トリックの凝ったミステリーは書けなくなっていた。
(恋愛に重きを置いたミステリーは書いてるが森野に酷評されている)
森野は事件を捜査したが証拠不十分か何かで不起訴、または無罪の判決。
事件は現在迷宮入り。
(ミコは弟の黒羽慧を「人権派弁護士さん」と呼んでいたので、十字架事件の犯人を弁護していた)
6話以降で十字架事件について新展開があり、事件を調べる2人。
真相がわかって2人はイップスから抜け出し、ミコは再びベストセラーの小説家に、森野はエリート刑事に戻る。
以上がわたしのドラマの展開予想です。
でも当たらなくても「イップス」は緩くて面白いところが好きなので、これからも楽しみに視聴します!
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