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トゥルトゥとJリーグ発足当時の記憶

Googleに鼻歌を歌って、曲名がわかるという機能を以前に使ったことがある。
音痴でもうろ覚えでも何とかなった。

先日、ネットミームで耳に残った海外アーティストの曲名を知りたくて、スマホ片手にムニャムニャ歌ってみた。
何語だったかも記憶になく、メロディーラインだけが頼りだった。

その結果
検索ボックスには
「トゥルトゥ」
と表示され、検索結果として表示されたのは

まさかの結果


そうか、Googleさんにはトゥットと聞こえたのか。
歌とすら認識してもらえなかったことが悔しくて、ここから深掘りして検索してしまった。

川崎フロンターレかあ。
私が若い頃、あれはJリーグ発足当時、川崎といえばヴェルディ川崎だった。
カズ、ラモス、柱谷、都並…
古い国立に仕事終わりで応援に行ったなあ。
実家のどこかにメガホンとブブゼラがあるはず。
一番好きだったチームはベルマーレ平塚だった。
ここもチーム名が変わってしまったなあ。
ドレッドのキーパーがいたチームどこだっけ。
フリューゲルスとマリノスが合併したときは衝撃だったなあ。

と、ひとしきり開幕当時のJリーグに思いを馳せた。

あの頃はイケメンJリーガーがアイドル並みの人気で、Jリーグの雑誌の表紙はキラキラスマイルのイケメン選手のドアップだった。
確かサンシャインにJリーグショップがあって、レプリカユニフォームを買って何度も試合を観戦した。
そういえば会社の福利厚生でチケットが当たったこともあった。

そのころ人気絶頂だった岩本選手と、数年前に出張で行った仙台駅ですれ違ったことがある。
ベガルタに在籍していたことがあったので仙台にいらしたのだろうけれど、ほぼ同い年にもかかわらずスラッとしてオーラもあり、さすがだなと思った。
明日の朝はテレビで北澤さんを見よう。

Jリーガーの活躍と人気が子どもたちにサッカーを浸透させ、30年が経過した今では、地域に根差したチームが増えた。
そして海外のクラブチームで日本人選手が活躍するのが特別なニュースではなくなった。

まるでJリーグの歴史を見てきたように書いてしまったけれど、ただのミーハー女子だったから、サッカーの知識など何一つないのでもう書くことはない。

壊滅的な鼻歌から、思わぬノスタルジーを経験できたが、結局曲名はわからなかったし、メロディーラインはすでに頭から消えてしまった。
うーん、人生は刹那!


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