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パン作り5~believe

壁にぶち当たったパン作り。
強力粉の可能性を求めてうどんに手を出したものの、自分の不甲斐なさからまたも限界に直面。
休日の楽しい気分転換を見つけたと思ったのに。

パン作りの動画を何度も検索していたら、「あなた、こういうのが好きなんでしょ?」と次々におすすめ動画が表示される。
今日は半日休み、半日仕事だったから、比較的短時間でできる簡単なパンレシピが目に留まり、強力粉も残っていたので、また作ってしまった。
他にやることない訳じゃないのに…

気分を一新し、新しいものにチャレンジしたかったので、今回は塩パンに初挑戦した。
簡単なレシピだったけれど、動画のようにうまく形成できなかった。

学生時代、一番成績が悪かったのは美術だ。
絵のセンスがない。
(この記事のトップ画像が私の作品)
思えば、私は小さい頃から絵を書くことがほとんどなかった。
クラスには、漫画のキャラクターや自分の考える理想の女の子のイラストをノートの隅に書いている友達がたくさんいた。
私は書けないから書かなかったのか、書かなかったから書けないのか、いずれにしても書いた記憶があまりない。
まあそれだけで美術の成績が決まるものではないけれど、昔から造形の美しさにほとんど関心がないし、ディテールにもこだわらない。

そして出来上がったのがこちら。

武骨な塩パン

売っているものとは見た目がかなり違うけれど、大きくカテゴライズすれば塩パンと言えるだろう。

断面というか破裂孔

生地を均一に伸ばさなかったことと、形成のいい加減さにより、バターが溶け出してしまったものもあったが、味は合格点だった。
お店のもののようにカリッとしていなくても、塩気とバターの染み込んだパンはおいしかった。

混ぜたり、捏ねたり、オーブンのなかをじーっと覗き込んだり。
無心になれる時間が自分には必要な気がする。

信じるべきは、パンと自分の可能性かもしれない。


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