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フリーランス必見!危ない案件を見極めるためのポイント

フリーランスとして働く上で、避けて通れないのが「危ない案件」を見極めることです。魅力的なオファーでも、実際にはトラブルの元になることも少なくありません。

私はフリーランスとして働いていますが、最近フリーランスは
身を守るための知識は不可欠だということを実体験しました。

フリーランスであれば仕事を選んでいる余裕がない時期も存在します。
そんな時、危険な案件に引っかからないよう自省の意味も込めて執筆します。

会社員であれば会社が従業員を守ってくれますが、フリーランスは自分の身は自分で守らなければなりません。

この記事では、危ない案件を判断するためのポイントを詳しく解説します。これらのポイントを押さえることで、皆さんが安全に、そして安心して仕事を進めることができることを願います。



1. クライアントの信頼性を確認する

まずはクライアントが信頼できるかどうかを確認することが重要です。

  • オンラインレビューと評価
    クラウドソーシングサイトやSNSでクライアントのレビューをチェックしましょう。過去にトラブルがあった場合、他のフリーランサーからの評価に表れていることが多いです。

例)★1つなど、非常に低い評価がいくつもつけられている
  納品をしたのに検収がされない など

  • ウェブサイトと連絡先
    クライアントのウェブサイトが存在し、連絡先が明確かどうか確認します。信頼できるクライアントは通常、ホームページを持っています。

例)プロフィール欄に会社名の記載がない
  本人認証がなされていない   など

  • 過去の実績
    他のフリーランサーとの取引実績があるかどうかを調べましょう。実績のあるクライアントは、信頼性が高いといえます。

例)過去の取引の評価(コメント)
  やり取りの件数を確認     など

2. 支払い条件

支払い条件が明確であることは、安心して仕事をするための基本です。

  • 前払いまたはデポジット
    特に初回取引の場合、前払いまたはデポジットを要求することを検討してください。これにより、支払いのリスクを減らせます。

  • 明確な支払いスケジュール
    支払いのタイミングや方法が明確に設定されているか確認しましょう。契約書に具体的な支払い条件を明記することが重要です。

  • 支払い条件の交渉拒否
    支払い条件の変更や交渉を拒否するクライアントには注意が必要です。信頼できるクライアントは、合理的な要求に応じてくれるはずです。

3. 契約内容

正式な契約を取り交わすことは、トラブルを避けるために重要です。

  • 正式な契約書
    仕事内容、納期、支払い条件、所有権について明確にする正式な契約書を取り交わしましょう。口頭だけの約束では不十分です。

  • 曖昧な要件
    仕事内容が曖昧で具体的な指示がない場合、リスクが高い可能性があります。詳細な要件を事前に確認しましょう。

  • 急な変更依頼
    契約内容に頻繁に変更を要求される場合、トラブルの元になることが多いです。変更の際は、その都度書面で確認することが重要です。

4. コミュニケーション

スムーズなコミュニケーションは、プロジェクト成功の鍵です。

  • 迅速な返信
    クライアントが迅速かつ一貫して返信するかどうか確認しましょう。返信が遅いクライアントは、トラブルが発生した際に対応が遅れる可能性があります。

  • 不明瞭な指示
    指示が不明瞭である場合、プロジェクトの進行に支障をきたす可能性があります。明確な指示を求めることが大切です。

  • 高圧的な態度
    クライアントが高圧的または失礼な態度をとる場合、長期的な協力関係は難しいかもしれません。尊重し合える関係を築けるクライアントを選びましょう。

5. プロジェクトの内容

プロジェクトの内容自体にも注意が必要です。

  • 違法性や倫理性
    違法行為や倫理に反する内容のプロジェクトには関わらないことが大切です。自分の信念や価値観に反する仕事は避けましょう。

  • 過度な要求
    スキルやリソースを超えた過度な要求がある場合、注意が必要です。無理をして受けてしまうと、結果的に自分が苦しむことになります。

  • 不明瞭なプロジェクト目的
    プロジェクトの目的が不明瞭である場合、リスクが高い可能性があります。目的が明確でない仕事は避けるべきです。

6. 短期的な視点でのリスク

短期的な視点でもリスクを見極めましょう。

  • 異常な急ぎ
    異常に急いでプロジェクトを進めるよう要求される場合、リスクが伴うことが多いです。無理なスケジュールは避けるべきです。

  • 未確認のサードパーティ
    クライアントが他の第三者と頻繁に関わっている場合、プロジェクトの進行に影響を与える可能性があります。関係者全員の確認が必要です。

7. 法的な保護

契約違反やトラブルに備え、法的な保護を確保しましょう。

  • 契約違反の対策
    契約書に違反時の対策を明記し、法的に保護されるようにしましょう。トラブルが発生した際の対策を事前に講じることが大切です。

  • 知的財産権の確認
    成果物の知的財産権がどのように扱われるかを確認しましょう。知的財産権の取り扱いについては明確にしておくべきです。


まとめ

危ない案件を避けるためには、慎重な調査と明確なコミュニケーションが不可欠です。疑わしい点がある場合は、リスクを取らずに他の案件を選ぶことをお勧めします。フリーランスとしてのキャリアを守るために、常にリスク管理を心がけましょう。
断り方がわからない!という方もいらっしゃると思いますので、断り方に関しても後日執筆したいと思います。

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