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春にお邪魔します

 こんにちはカンカンです。昨日一週間の北海道酪農実習から帰ってきました。実習のことも書いていきたいですが、まとめるのにもう少し時間がかかりそうなので今日は別な話題を。

 朝、ふと目が覚めると6時前なのに明るい空。さらに学校の前には早咲きの桜が綺麗に色づいていてダウンがなくても外を歩けるほどの暖かさ。昨日までは一面の雪景色だったのにこの急激な季節の変化に少し心が追いついていきませんでした。東京に帰ってきたというより、春に飛び込んだような感覚。段々と春めいていく景色を感じるのも楽しいですが、一気に春になるのも素敵です。

 今年感じた春の訪れ兆しは梅でした。今まで意識して梅を見たことはありませんでしたが、散歩で訪れた公園で葉の落ちた木の中で数本だけ花を咲かす梅の木がとても綺麗でした。
 梅といえば、元号「令和」のもとになったこんな歌があります。

時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす

万葉集より

 歌の意味は

初春の素晴らしい月にして、風も春の陽気のように穏やかに、梅は鏡の前の美女が装う白粉のように開き、蘭は身を飾った香のように薫っている

一般財団法人梅研究会HPより

だそうです。
 春が訪れる前に咲く花にぴったりな歌です。ありきたりですが、日々の積み重ねが実を結ぶように誠実に実直に生きていきたいです。

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