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【詩】陽注ぐ部屋

外に流れる生活音が静寂を誇張する

床に落ちたボールペン
差し込む光と流れ込む音色
白昼の部屋が存在を主張する

静寂が私を取り込む

記憶するモノが居ない時間と空間
先刻まで存在していたそれが
私の中にこだまする

窓から差し込む光と影
流れ込む世界の音色
落ちたままのボールペン

風だけが届かない


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