見出し画像

ITド素人が2週間でITパスポート合格するまでにやったこと

Hello world!

私のITパスポート合格までの記録、勉強時間や勉強方法、使用した参考書などをまとめます。じっくり勉強する時間や気力、やる気はないけどなんとなく資格だけはもっておきたいこれから受験される方のご参考になれば幸いです。

ITパスポート試験を受けるメリット

一般的にITパスポート試験を受けるメリットは、以下のようなものがあります。
- ITに関する基礎的な知識や用語を身につけることができる。これは、IT業界で働くだけでなく、ITを利用する他の分野の仕事でも役立つスキルです。
- ITパスポート試験は、比較的低い難易度で広い範囲の問題を出題するため、初心者でも挑戦しやすい資格です。また、試験時間も1時間半と短く、運用型のコンピューターベーステスト(CBT)であるため、結果も早く分かります。
- ITパスポート試験は、情報処理技術者試験の基本レベルとして位置づけられており、応用情報技術者試験やITストラテジスト試験など、上位の資格を目指す際のステップとなることができます。
- ITパスポート試験は、国家資格ということもあり、履歴書や職務経歴書に書くことで、自分のITに対する関心や意欲をアピールすることができます。特に、ITに関連のない業界や職種からの転職を考えている方にとっては、有利に働く可能性があります。

勉強期間

2週間(平日1日あたり30分~2時間、土日それぞれ4時間ほど)
土日に情報詰込み、平日に間違えた問題の復習。

受験前の知識水準

ITパスポートの試験範囲と当時の私の知識レベルです。エクセルやパワポを使ったりインターネット検索をする程度で、IT関連の知識や経験は皆無です。

ストラテジ系 - 企業経営に関する知識
4C, SWOTなどだいたい一通り知っている。

マネジメント系 - システムの開発技術やプロジェクトのマネジメント方法
ただの一般人レベル。“アジャイル=様子見ながらなんかいい感じに柔軟に開発していく” くらいの理解度。

テクノロジ系 - コンピュータの基礎知識、数学の基礎、アルゴリズムなど
Pythonでprint(Hello world!)と書いてエラーを出すレベル。

使用した参考書、アプリ

参考書

・いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集(令和四年版)

選んだ理由:見やすい。個人的に最も重視する点です。最初の1ページ目からじっくり精読するのではなく、分からなかった部分に付箋を貼って周回します。余白が広く情報が端的にまとまっているこの参考書を選びました。

App storeのアプリ(無料)

https://apps.apple.com/jp/app/2024%E5%B9%B4%E7%89%88-it%E3%83%91%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E5%95%8F%E9%A1%8C%E9%9B%86-%E5%85%A8%E5%95%8F%E8%A7%A3%E8%AA%AC%E4%BB%98/id1208776161

偉大なる先人の知恵(ネット検索)を見る限り、過去問がかなり出題されるようでした。この無料の過去問アプリを使って解きまくりました。間違えた問題だけを選択的に出題してくれるので、かなり素晴らしいアプリです。(私は開発者ではありませんし、宣伝費ももらっていません)

勉強の流れ

参考書を軽く流し読みして、“すでに知っていてスキップしてよい内容”と“未知であり精読またはインプットが必要な内容”を把握します。私の場合は、ストラテジ系はおおむね既知なのでまるごとスキップし、マネジメント系とテクノロジ系を重点的に対策しました。

まず私にとって負荷の高い計算分野を捨てました。2進法、10進法などの計算分野です。IT系で今後働くのであれば知っておくべきなのかもしれませんが、目標が満点ではなく合格点です。どうしても覚えきれない部分は捨てて問題ないでしょう。カッコつけていうならば“選択と集中”です。ご縁があればまた来世で勉強することにします。

ステップ1:

出題される分野がだいたいわかった段階で過去問(アプリ)を解きます。
当然解けません。ごくまれに解ける分野の問題もあります。真剣にやると非常にストレスがたまるので軽い気持ちでサクサク進めます。Netflixを見ながらサクサク進めます。私の場合は体感10問に1問解けるかどうかといったところでした。
これを数年分繰り返すと、解ける分野と解けない分野が分かってきます。

ステップ2:

アプリで過去問を解いたら一度参考書に戻ります。過去問で解けない分野だけに集中します。解ける分野は軽く流し読みで済ませます。参考書をじっくり読みます。とはいえ、完全に理解する必要はありません。あくまで一回目のインプットです。

ステップ3:

過去問を数年分解きます。少し正解率が上がります。参考書で1回読んで理解できたものは正解できます。 “どっかで見た覚えがあるけどうろ覚え“くらいの理解度で不正解する問題も増えてきます。間違えた問題を参考書に戻って復習します。ステップ2とステップ3を繰り返します。

勉強する際の注意点

私が意識した2つの重要なルールとして、”1問あたり20秒以内”、”勘禁止“です。
“1問あたり20秒以内”:この勉強スタイルの特性上、問題数を大量にこなす必要があるため、1問あたりの時間を減らしたい。考える必要はない。考えこむ必要がある時点でたぶん理解できていないので、不正解扱いにする。
“勘禁止”:勘での回答禁止。正解選択肢について根拠をもって説明できて正解したとしても他の選択肢がなぜ違うのか説明できなければ不正解扱い。不正解の問題を重点的に勉強するため、勘で正解してしまうと取りこぼしリスクが発生する。

試験当日
コンピュータを使って現場で答える方式です。SPIみたいに一回答えたら変更できないと思っていましたが、前の問題に戻って修正することができます。
わからない問題はとりあえずスキップして全部回答してから戻ってくる方が良いでしょう。
自分で試験終了ボタンを押す必要があるので、時間が余ったとしてもついついミスがないか粘ってしまい、なんだかんだで時間いっぱい見直ししてしまいました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
良きITパスポートライフを!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?