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2.子育てと仕事の両立、私がやってきた工夫とは?

当時の医局をやめる理由、罪悪感、、、でした
今思えば、働くシステムそのものに立ち向かえなかっただけですが…

私か妊娠した時に勤務していたのは4診ある外来に患者一日約350人の市中病院でした。通常時でも 一人の医師で 外来80〜90人。コレだって 大変でした

更に 産休の女医が出ると、戦力外の先生は20〜30人しか診れませんから、330人を3人で診るワケです。8時から13時までの5時間で 110人。1時間で22人。1人診療に 3分かかったら、午後のオペには 間に合いません。残された先生は 毎日ピリピリしていました

お世話になった先生に 産休中 この毎日を 置いて出て行くなんて、とてもとても出来ませんでした 

医局の人事は教授と医局長で決めていてたあの頃
マッチングなんて言葉も無かった頃の話です
産休は選べませんでした
当時の私は医局を辞める選択をします

でも、、その激務のお陰で私は“秒”で、患者さんを納得させる説明が出来るようになってました

この経験が後の私の財産になることはこの頃の私はまだ知りません

私の教訓です
両立するためのスキルは結婚前に磨きましょう
ブラックと言われればそれまでですが、ブラック労働すら肥やしに出来たことが、、10分かかる業務を3分で片付けるスキルが、、後の私を救います
仕事と育児の両立は独身時代にどれだけ精一杯やったかで決まります

受験と一緒です
試験の当日より、試験前にどれだけ積み重ねてきたかが結果を決めます

次回は、妊娠そして出産は?です