ひとりごと 3

昨日の放課後、地元の最寄り駅のマックに行った時、多分元彼がいたんですよね。
中2の冬から中3の冬まで付き合っていた元彼で。
多分あれは、元彼だったと思います。
誰かわからない女の子2人とテスト勉強してましたね。
非常に愉快でした。

中学生にしては、まぁ平均よりはだいぶ長く付き合った方で、春夏秋冬と全ての季節に彼との思い出があります。別れたけどね。

去年の今頃はちょうど彼に悩まされていた時期で、もうすっごく簡単に言えば病んでいました。こう、自分自身男の子の免疫自体が本当にない人間だったので、彼以外の男の子と関わっていく中で、「あいつじゃなくてもいいじゃん」って思う回数がどんどん増えて。でもやっぱり他の男の子と話していてもどこかしら彼の影を探してしまう自分もいて。

好きなんかな?好きかな?これってやっぱまだ好きかな?
そういう葛藤をずっっっっと繰り返していました。
でも結局、考えてる時点で好きなんですよね。

あの頃の自分には本当にもうそれしかなくて。彼というか、彼のおかげで苦しむ私も、それ故に私の中で発生する負の感情も、私の日常生活にはもうそれしかなかったです。
じゃあ、それだけ悩むほどの価値があった恋愛なのかって言われると。
全然そうじゃなかったです。

そりゃ楽しかった部分ももちろんあるけれど。思い出すことは全部彼を好きだという気持ちに付随する不安で。それは私の性格上のものもあるけれど、それをカバーしようとする彼の熱量が私に対してそこまでなかった。

別に学年を代表するようなクズとか女の子からちやほやされまくりのハーレム男子とかそういう人じゃなかったから。
ドイツにルーツを持っている頭のいい人で、かといって特別寡黙でもない人で。
いいポジションで人から愛されている彼がすごく可愛かったんです。
特別自分から群れるようなこともしなくて、なんだかこれはいい表現なのかどうなのかわからないけれど、なんだか、どこか、少しだけ、寂しそうな人だったんです。

恋に落ちた時は何も考えていなかったと思うけれど、この人なら、私の痛みを理解してくれるんじゃないかって無意識にそう感じてたんだと思います。

まぁ、でも一筋縄ではいかないもので。
案の定始まりがあれば終わりがあるから。
私の不安が臨界点に達した時、彼は私と向き合うという選択肢を取らなかったんですよね。

言い方があると思うけれど、事実、彼のせいで傷ついているのにごめんの一言もなくて。多分理解できなかったんでしょうね、私の気持ちが。
理解しようとする前に拒絶したのか。
彼の何か本能的なものが嫌だって言ったんでしょうね。

しょうがないですよね。

彼は私が1番辛い時に寄り添ってくれなかった人ですから。私の気持ちが理解できないなんて当たり前ですよね。何を今更って感じだったのに。

これは私の主観なのかどうかわからないけれど、基本的に相手を怒らせてしまった時って、第一声「ごめんね」じゃないですか。どっちに非があるとか一旦置いといて。
それが大切な恋人だったり、友達だったりした場合にはなおそうですよ。
自分にとって大切な人を自分の言動が原因で悲しい気持ちにさせてしまったのだから、まずそれに対して「ごめんね」じゃないですか。

それができない人はなんなんですか?
「ごめんね」の4文字ぐらい別に言ったらいいじゃないですか。
大切な人を傷つけてしまってるわけですから。

だって好きな人には笑顔でいてほしいじゃないですか。
最近それをすっごく思います。
もう泣いてほしくない。
嬉し泣きでもだめ。
泣く理由はあっても泣く意味はないです。悲しい時に流す涙なんかもっぱら意味ないですよ。たぶん。笑

それができない心の狭い人はこっちから願い下げですよね。普通に。

恋愛において多少の不安はつきものだけれど、悩んで悩んで仕方ないほどの大きさで存在する不安は、それはね、いらないんですよ。それができてしまった時は話し合いましょうのサインか、別れてくださいのサインですよ。

好きだからっていう理由だけで無敵になれるけど、でもやっぱり傷ついちゃうなら。
心の軽さの方が大事だなって思います。

恋愛は楽しいです。生きる希望にもなるし頑張る理由にも勿論なる。
でもやっぱり、私は傷つくリスクを考えてしまって、好きだという気持ちだけで一直線に走れない。それは彼とのことがあるからなんだろうなあと。

「好きだよ」「じゃあ付き合おうか」
なんて手紙で小さくやり取りしあったあの数日も、なかなか会えなくて干からびていた夏休みも、私が大好きな金木犀を見つけて「銀木犀もいいじゃんね」って囁きあった文化祭終わりも、ブレザーについちゃうマフラーの糸を「ピンク色かわいいね」なんて言いながらコロコロしてくれた雪が降るちょっと前も。
全部全部大切な思い出なのは変わりなくて。何も考えずに彼のことがただ好きだったあの1年は私のこれからの人生でもう越えることのできない純度で出来上がっていたと思います。かと言って、恋人はいないけれど今の方がなんやかんや充実してるので戻りたいとは思わないですね。
すっごい人生って感じ。

なんだか2年前?のことなのにずっっっと前な気がしてしまいますね。
甘酸っぱくはなかったかもなあ。

そこから失恋の反動で浮所飛貴に恋をしたのはまた別のお話(^^)

なんかもう言っちゃうとオタク人生の方が楽しいですね!!!!!

ちなみに私は関西圏に住んでいますが謎に小さい頃からマクドナルドはマック呼びでした。身内もみーんな関西です。

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