見出し画像

[詩]本心

わたしが知らないところで
勝手にコンセプトをつくらないで
わたしが見てないところで
勝手にカテゴリーにはめないで

風に流されていく薄い雲みたいに
形もなにもないようで
「形がない」という自由を
楽しんでいたいのに

たくさんの色を混ぜすぎて
ただただ汚くなったパレット
黒か茶色かなんか変な緑とか
それでいいんだそれがわたしの色なら

あの人のために生きてた
それがなんになったか?
3行以内にまとめよ
空欄の落書き

「響く」とか「刺さる」とか
「伝わる」とか「分かる」とか
もう何もいらないよ
そのままでいさせて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?