経験談その1


現在、署名活動はささやかながら継続中である。
ただnoteも始めてみたものの、何から語ればいいのか。この署名活動で人生を費やすとすれば、気が重くならざるを得ない。何せ十一年遅れで社会に入っていったのだ。
社会に入るとは、勤労の義務の為に、先ず労使契約を結んで仕事することである。しかしながら、私は労働をしたことがない。御奉公というよく分からぬ営みのみである。
そもそも、得度の時には労使契約など結びはしない。実際は宗教団体と言えども、労働基準法を守らねばならぬのだが、その世界の禁忌故か「無い」ものとされる。事実、そういうのが頼りになるとは、十一年で考えたことすらなかった。


少し脱線するが、今朝、私は藤倉善郎氏の動画を見た。
元々、私は氏を「幸福の科学」を追及する筆頭のジャーナリストなのだろうと認識している。最近の教祖死亡というニュースがキッカケで、気にするようになった。
尚、私は「幸福の科学」の事はよくは知らない。偶々この動画の中で、教祖の息子である宏洋氏の述べたことを、法律上の誤りとして挙げている箇所があり、今朝からずっとその箇所だけ印象に残っていたのである。
出家者も労働者であるということが法的にも認められている。当然と言えば、当然であるが。


自身の署名活動にも、この観点は重要だと私は考える。何故なら未成年者が、集団生活を通して宗教法人の専従職員になっていくというのは、端的に未成年労働に該当しうる為である。一般の会社では、違法であろう。
私は御奉公しか知らない。労働行為はやっと二年前に認識するに至った。両者を隔てるのは、社会通念上の常識に他ならない。裏を返せば、推して知るべし、である。

今日はこの辺りで。

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