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JA紀州「みかんこい梅」試食と梅酢の活用法

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年8月1日)

ある日、観劇前に日比谷シャンテに立ち寄ると、出入口付近のイベントスペースが梅干しでいっぱいだった。梅専門店のポップアップショップらしく、全国の梅製品がある。欲しい品種や商品がないかチェックしていると、試食品をいただいた。それがこちら。

かわいい

「みかんこい梅」。
黄色のテトラパッケージのみかん味、赤のトマト味の2種類があり、私がいただいたのはみかん味。JA紀州の商品のよう。

お店の方は「デザートとかフルーツみたいな感覚で、酸っぱいのが苦手な方でも食べやすい感じのです」と仰った。みかん味の梅は少々気になり、ふるさと納税で取り寄せてみようか迷っていたので試食はありがたい。個包装のデザインも可愛い。

みかん梅干しが気になっていたのは、みかんも梅も同じ和歌山県の特産品だからだ。
同地域で採れた作物同士は相性が良い。私は梅干しは酸っぱくてしょっぱいスタンダードタイプが好きで、甘いのは本来好みではないが、もしかしたら予想外に美味しいのかも知れない。

期待と不安が入り混じる中、開封。中ぐらいのサイズ感。色は薄め。

粒が大き過ぎないのも敢えてかも知れませんね

食べてみると、最初に来るのは水飴の甘み。すっきりした甘さなので嫌な感じではない。次にみかんの香りが鼻に抜け、最終的にソフトな梅味とみかん味が入り混じる。なるほど。べったりしたはちみつ梅が苦手な私でも食べやすいすっきり感、狙いはわかる。

検索すると、商品ページには「紀州みなべの南高梅を、高糖度完熟みかん ゆら早生(糖度11度以上)の果汁で漬け込みました。まろやかなみかん風味に仕上げた、フルーツ感覚の梅干です。」とあった。確かにまろやか。梅干しの刺激が苦手な方には食べやすいだろう。

まあでも、酸っぱくてしょっぱい梅干しが好きな私がわざわざ買って食べる必要はあまりないかな、というのが正直なところかな…。なんとなく、みかん果汁が入った分、梅らしい風味が抜けてしまって味気ない感じがしなくもない。

姉妹品のトマト味の方がより人気があるそうで、よりヘルシーなイメージだからかな?そちらも一般的な大きめトマトではなく、糖度の高いミニトマトの果汁が使われているそうだ。甘い梅干しの需要および人気はやはり高いんですね…。

そんなやり取りの中、お店のお姉さんと梅酢の活用法(私が、売り場にあった梅ボーイズさんの梅酢を赤白両方持っていると言ったので)について話した。
私は加熱調理には白梅酢、赤梅酢は非加熱の漬物やドレッシングに使うことが多いが、お姉さんは赤梅酢を照り焼きに使うそう。確かに、煮詰めた時に紫蘇の風味が深みとなって美味しそう。今度真似してみよう。

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