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おうちで発酵・漬物

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1~2人世帯でも手軽に漬けられる漬物とその活用です。 乳酸発酵の旨味が好きですが、発酵なしで手軽に漬けるさっぱり系も。
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2024年3月の記事一覧

超低塩(4%+りんご酢+はちみつ)で漬けたフルーツ梅を干す(フルーツ梅その3)

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年7月7日) 6月5日(約1か月前)に仕込んでいたフルーツ梅を、梅雨の晴れ間を狙って干した。 三日三晩には足りていないが、重量からすると十分乾いているようなので(元の重量の60%弱で表面は乾いている)天日干しは終了とし、試しに1個味見してみた。 ・・・美味しくない。味が足りない。塩気も甘みも大して感じず、何より梅の味が物足りない。 これは塩4%、出てくる梅酢が不足するであろう

カリカリにできなかった小梅たち(信州産小梅)

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年6月10日) 崎陽軒のシウマイ弁当に入っている小梅が好きだ。そのためにわざわざ買って食べるという程でもないが、お弁当にカリカリ梅が入っているとちょっと嬉しい。 あれがもし自分で漬けられるなら好きな時に食べ放題!という訳で、梅仕事が少しだけ身近に感じられ始めた5月末、近所のスーパーで信州産の小梅を見つけて2袋(計1kg)購入。その日のうちに漬けてみた。 それから10日程経って、

【おうちで漬物】#14 塩漬け⇒天日干し(乾燥)⇒赤梅酢にどぼんと漬けるだけ!長期保存可、美味しい自家製紅生姜(梅酢生姜)をつくろう

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年6月4日) しば漬けを漬けるために買った市販の赤梅酢(しそ梅酢)。梅干しや梅漬けの下漬けを始める際、消毒のためにホワイトリカーを使う方も多いようだが家にはないので梅酢で消毒することにした。 (※後記:その後ホワイトリカーを買い、主に梅仕事時の消毒に使っています) だがさらに私は知った。 赤梅酢があれば紅生姜が自分で漬けられるということを!! なんと素晴らしいことだろう。私は関

四川アーサイ(子持ち高菜、祝蕾)のザーサイ風浅漬け、パコラ(ひよこ豆の粉のフリット)

半月ぶりに直売所へ行くと、ラインナップがすっかり春に変わっていた。 サラダで食べられるみずみずしい野菜や大小色とりどりの柑橘類がずらりと並び、中でも目につくのは3月の短い間しか見られない蕾野菜たち。この時期しか出会えないので、見つけるとつい嬉しくなって買ってしまう。今回は白菜と子持ち高菜を手に取った。 蕾のついた高菜を「子持ち高菜」または「祝蕾」と呼ぶのも初めて知ったし、「四川アーサイ」という名も初めて見た。なんだかザーサイみたいなごつごつしたルックス。食べてみたくて試しに

富山湾「氷見とろ生いわし」その3~憧れの「卯の花寿司」を紅生姜、炒りごま入りで

抜群の鮮度とたっぷりの脂乗り、「氷見とろ生いわし」の3記事め。 いわしが届く前から「これは絶対作ろう!」と思っていた生おからを使ったきずしについてです。 いわしが届く前に読み込んでいた最近の愛読書、「郷土料理とおいしい旅10 新潟・富山・石川・福井」の富山県ページに「いわしの卯の花ずし」が紹介されていた。 いくつかのいわし料理が紹介されているが、中でもこれに興味を持ち、作り方を調べていると全国各地で似たような「卯の花寿司」または「卯の花漬け」が見つかった。 共通しているの