マガジンのカバー画像

日本全国魅惑のローカル梅たち

61
ひとくちに「梅(梅干し)」と言ってもその個性や味わいは育った地域や品種により驚くほど多様。 梅仕事を始めて出会った全国のかわいいローカル梅(2024年1月現在自分で漬けた、食べた… もっと読む
運営しているクリエイター

#天日干し

谷沢梅と城州白の一部干し始め~週間予報のチェックは念入りに(谷沢梅その2&城州白その3)

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年8月3日) 一昨日の午後、首都圏に派手なゲリラ雷雨が降り、昨日の昼まで空気が湿っていた。午後にはからっと乾いたようなので、翌早朝から谷沢梅を干すことに。 塩漬け後まる1ヶ月にはまだ数日早いが、谷沢梅には早く干したい事情があった。 というのは、ここ1週間ほどの高温期間、梅酢から表面が露出していた実のいくつかに白くふわっとしたものが発生。 おそらく産膜酵母と思われ、これ自体には害

越の梅の土用干し完了&お口すっきり、爽やかでとても美味しい赤しそ漬け(越の梅その2・干し過ぎ措置の反省と完成編)

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年7月25日) 6月下旬に漬けた越の梅を天日干しした。 当初、紫蘇漬け用の塩分10%(700g)と白干し用の同12%(550g強)に分けて塩漬けしたつもりだったが、なんと前週、塩分強めの方に一部カビが…。 慌てて該当箇所を取り除き、触れていた近くの梅も洗ったのだが、そうした措置もあってか皮破れが数個発生。越の梅は特に皮が薄いので、扱いにはじゅうじゅう気をつけなくてはならない。そ

初めての天日干し(品種不明「フルーツ梅」)

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年6月16日) 本来は梅雨明けを待って行うのがセオリーの天日干し(土用干し)。 しかし最近漬けた中に1~2個果肉がつぶれ、梅酢が少々濁っているような袋がある。このまま放置するとカビるかも知れない。 また、梅雨とは言え気温も高く、この後3~4日晴天が続くようなので、この分だけお試し天日干ししてみることにした。 数日前にネットで注文した干物用の三段ネット使用。消毒したざるにクッキ

強制追熟させた豊橋の梅を干す(豊橋の梅その3)

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年6月24日) 6月初旬から塩漬けしている豊橋の梅(えぐみ強め)。 長く待てばえぐみも和らいで来るのかも知れないが、いかんせん熱湯で強制追熟させたので袋の中でだいぶタポタポしている。皮が破れそうで不安でもあるので、この週末天日干ししてみることに。 干し始める時点の色がこちら。光の加減もあるが、なんとなく黄緑色を帯びて見える。 同様に梅酢もなんだかやばそうな色に見えなくもない(