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日本全国魅惑のローカル梅たち

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ひとくちに「梅(梅干し)」と言ってもその個性や味わいは育った地域や品種により驚くほど多様。 梅仕事を始めて出会った全国のかわいいローカル梅(2024年1月現在自分で漬けた、食べた…
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#青梅

JA伊勢原「あふり〜な」で梅を買う〜伊勢原市産鶯宿梅(青梅)でカリカリ梅を仕込む(伊勢原市産鶯宿梅その1)

昨日、JA伊勢原の直売所「あふり〜な」へ電車で行った。 いつもは週末夫に車を出してもらうのだが、今週夫は他の予定があるため行けない。そして梅の時期は短い! そう、今回は今頃(六月第一週)の直売所の生梅入荷状況が知りたくて来てみた。昨年「あふり〜な」へ初めて来たのはもう梅の季節が終わった夏だったので、いつもいつぐらいの時期にどの品種の梅が入るのか知りたかった。 ちなみに神奈川県最大の梅産地、小田原では梅酒や梅シロップ用の青梅の販売はいったん終わり、梅干し用の黄熟梅の販売はこ

竜峡小梅の甘漬けと塩漬けその後〜砂糖を使った梅漬けにしわが寄る理由(竜峡小梅その2・完成編)

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年7月5日) 6月19日に竜峡小梅を漬け始めて半月ほど経ったので、卵の殻を取り除き、ファスナー袋から保存容器へ移すことにした。 漬け材料が異なるため漬け汁の色も違うが、梅の状態も割と違う。 酢と砂糖を加えた方はややしわが寄り、塩だけで漬けた方は元の形よりも却ってふっくらして見える。 だがそれより問題なのは味。 甘漬け(酢・砂糖入)が、なんとも中途半端な味なのだ。甘さも塩気もど

初めての梅仕事の失敗と反省(豊橋の梅その1)

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年5月30日) 初めて買った生梅は「たまたま」としか言いようのない機会だった。こだわりは皆無である。 5月末、蒲郡に出掛けた帰りに道の駅とよはしに立ち寄った。途中何箇所かの道の駅・スーパーに寄り、都度青梅は目に入ったが「高いな」と思い手が伸びなかった。 が、豊橋は安かった。しかも上の品はB級品らしく、他の袋の半額だった。梅仕事はこれまで全くの未経験だが、いずれ挑戦したいと思って