神さんとのお仕事55「判断基準」
「この世界はすべて2分の1で成り立っている」
大雑把な書き方ですが、神さんは「判断基準」についての考え方をこう表現されたことがあります。あまり難しく考えずシンプルに考えなさいという意味だと僕は思っています。
成功か、失敗か
好きか、嫌いか
やるべきか、やるべきでないか
喜ばれたか、喜ばれてないか
良いか、ダメか
etc…
物事の結果を考える時にこれらの「判断基準」をはっきりさせて考えておくと決断は早くなりますし、このあたりをはっきりさせておくことでもう一つの利点が生まれてきます。それが
グレーゾーンが明確になる。
ということです。ここで書くグレーゾーンとは「今すぐに決断ができない、結果が出ないこと」になります。今すぐに決断や結果が出せないものは
「今ではない」
という「決めることをしない」という派生形の判断が、基準をはっきりさせておくことでできるようになるのでモヤモヤして無駄に考える時間を減らすことができます。このお話をするとほとんどの方が「どちらかに決めないといけないのではないですが?」と聞かれるのですが、
「今ではない」「今はしない」
は「今やるか、やらないか」の判断基準できちんと決めているので大丈夫だと思ってください。
ただここで必要なのが「今」の部分で「ずっと」やらない判断をしたわけではないので、必ずやるための準備は続けないといけません。物事がうまくいく人は「できるようになるまで準備をし続ける」ことができる人なのです。勘違いをしてはいけないのは「休み」をもらったのではなく「準備をする時間を延長」しただけなので、休んでしまうと何事も先に進むことはないということを肝に銘じてこの判断をしなくてはいけません。うまくいかない人はここで休んでしまうので先に進めないからです。
判断基準を大きく2つに分けることで、いろいろなことをシンプルに考えることができます。考え始めをシンプルにしておくと派生した考えもシンプルにまとめやすくなります。自己啓発本などがたくさん出版され、判断基準が多岐にわたってしまってるからこそ「シンプルな基準」が必要なのではないかと思います。
イエスかノーで決めてしまうか、グレーでもう少しやってみるか。
全て決めることはしんどいかもしれないのですが、自己責任で決めて動くほうが「自分で決めたから」と思えるので心にモヤモヤ残らないので精神衛生上でよいと僕は思っています。