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私なりの「住育」

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家や暮らしの建築的な情報を、多くの方にもっと身近に感じてほしいから書きます!食育があるのであれば住育も。そして私の経験なりに発信できる情報を!随時更新中!
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#SDGs

住育つぶやき41 建築が豊かになる4つの要素

建築が『進歩や発展』していくためには、新しくつくる技術だけで良いでしょうか? 少子高齢化による人材不足や技術伝承危機が懸念されながらも、新築の技術はおそらくこれからもその時代でできる手法や方法で育まれていくでしょう! 一方では空き家か増えたり、資源を有効活用しなくてはいけない循環型社会から、新築の技術だけが発展していけば社会課題が解決していくでしょうか? 日進月歩があるのなら ① 新しくつくる技術だけでなく… ② あるものを直す技術、 そして ③ あるものを壊す技術 ④ 

【住育つぶやき52】 にほんの森と木を知ると…SDGsを感じやすい

大昔から建築に使われてきた木材。その資源である日本の森や木についてサッと共有したいです! 先日…仕事柄、森林について学ぶ機会がありました。 ●日本にはどれだけの森がある? 日本全体のおよせ70パーセントが森林です。 それほどの割合で森林がある日本は、世界で3番目の森林率だそうです。ちなみに1位フィンランド、2位スウェーデン、4位韓国です。 日本の森林のうち60パーセントが天然林、40パーセントが人が植えられた人工林だそうです。人工林の半分は50歳を超え、伐採適齢期だそう

住育つぶやき55  環境共生がわかりやすい世界遺産…アルベロベッロ

自然環境と共生して暮らすってどういうこと? イタリアに…アルベロベッロという街があります。 ご存知の方も多いと思う世界遺産。街の見た目の印象…可愛さ、に惹かれますね! アルベロベッロは、見た目の親しみやすさだけでなく、環境共生、パーマカルチャー、SDGsに関係する「環境共生と家」について、よりわかりやすく学べる要素があると感じられますよ! ●視点① 地域にある材料…有効利用 アルベロベッロでは石灰岩が多く、「石灰岩が邪魔だったから、何かに利用できないか」から、屋根材