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【雪と家】 あれこれ

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雪と生活するうえで覚えておきたい家の基本情報です
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2023年2月の記事一覧

【雪と家】 外壁が傷みやすなる環境

雪が積もる地域では 家の維持管理で覚えておいたほうがよい 事があります 積雪や落雪などが 外壁に触れた状態が続くと 触れている辺りの外壁が 傷みやすくなります。 一年で変化する訳ではありませんが 毎年この状況が続いた場合、 だんだんと変色や汚れが 目立つようになります。 ヒビや剥がれに繋がる事もあります。 雪がとけたり凍ったりを日々繰り返し ながら春を迎えるなかで 雪に接する外壁が濡れたり凍ったり 直接影響を受け続け、 ダメージを受けるからです。 敷地の境界に設置する

【雪と家】屋根に出来る雪庇

●雪庇は自然現象 雪庇とは「せっぴ」と読み、 ①降雪が続くことで ②屋根の軒先や端に ③雪がはみだして ④ひさしのように出来る 現象の事です. 冬になり、まとまった雪が降る 地域で見られます. あまり降らない、めったに降らない 地域では見られません. 雪か多ければ多いほど比例して、 雪庇も大きくなる傾向があります. ●雪庇が出来やすい屋根の特徴 降った雪がすぐ滑り落ちてしまうような 急角度の屋根ではほとんど見られません. 屋根から雪が落ちずにたまっていく場合 におい

【雪道運転】ヒヤリハットして学んだこと

ここでは ・雪道を運転してきたなかで体験したヒヤリハットなこと ・雪道慣れしている方々が多く実践されていること の一部を挙げてみました. たまにしか雪が降らない地域皆様の運転が 少しでも安全でありますように. 濡れ雪でも、滑るものは滑る 路面凍結していれば当然、車は滑りやすくなります. 濡れ雪が積もった道でも、滑ります. 凍結していなくてもです. 急発進や急ブレーキ、急ハンドルなどは控えましょう. 滑ったら無理にアクセルは踏まない 発進時、 アクセルを踏んでタイヤが

【雪と家】屋根の雪下ろし

屋根の雪下ろしをする際、 危険回避の鉄則があります. 人間が屋根の上で雪をおろしますから どうなると滑りやすくなるか、 どんなタイミングで雪下ろしすればよいか などを知っておきましょう. 積雪地では多いトタン屋根の場合でご紹介します. 角度の緩い屋根に限りましょう 角度の急な屋根をプロでない人が雪下ろしするのは そもそも止めましょう! 雪の下層は氷やシャーベット状が多い 積もった雪は、 ・晴れの日があった ・気温が高い日があった ・朝晩は冷え込む日があった ・暖房して

【暖房と家】便利だからこそ、気にして使いたい石油暖房機と結露のお話

冬は住むうえで必須の暖房. 温暖地ではエアコンで暖房をまかなえるのが一般的ですが 寒冷地では暖房性能を高めた高機能エアコンであっても 建物自体の断熱性・間取り・暖房計画をじゅうぶん 練らない限り、エアコンだけで暖房をまかなうのは 厳しいのが現実です. 寒冷地で暖房と言えば手法は多様ですが その中で気軽に使え、灯油を燃料にするストーブは ・置き位置を固定して使うタイプ ・どこでも持ち運んで使えるタイプ の二つに分かれます. 今回話題にするのは どこでも持ち運んで使える灯油

【屋根雪トラブルまず把握!】雪止め金具を付けてはいけないところ

雪止め金具は、 屋根の上の雪が落ちないようにするため つける金具です. 後付けも可能です. 付ける家とはどういう環境の方でしょうか? 隣地や隣家へ落ちてしまう 玄関など敷地内歩行範囲に落ちてしまう ですね. 生活するために支障がある場合に付けることが 圧倒的に多いです. 付ける位置や個数のめやすは 一般の方が判断するのは奨められず、 屋根を扱う工事業者(板金業者)に 相談し決定するのが望まれます. 専門的に、この金具を付けてはいけないところがあります. それは