【シティベスト4】運だけロストリファインサーナイト

はじめまして、とーゆです。ポケモンスリープの合間を縫ってポケカしてます。

PTCGLでの練習ができなくなってシティのモチベーションが消滅したため好きなデッキを持ち込んで遊びに行ったところなぜか入賞してしまいました。
正直デッキとしてはそこまで強くはないですが、現環境で使っている人を観測したとこがないので推しデッキ布教兼自己顕示欲を満たすために記事を書くことにしました。
あくまでも勝つためのデッキではなくファンデッキであることはご了承ください。

また、noteの執筆はおろか、普段文を書くという行為を全くと言っていいほどしないため拙い記事ではありますがお許しください。



ロストリファインとは

結果を残している人がいないのでぽっと出のデッキのように見えてしまいますが、ロストリファインというデッキ自体は既出のものです。

このデッキに一目惚れして以来、形を変えながらロストリファインをこすり続けてきました。
Twitterを見るとロストサーナイトと呼んでいる人しかいませんが、それでも自分はロストリファインと呼ばせていただきます。

本記事で伝えたいことの八割は”beさんのnoteを読もう”なのでここから先はおまけです。それだけだとTwitterでよくなってしまうので一応それっぽいことは書きますが、あくまで一人のロストリファインファンとして一つの形を提示しているに過ぎないことはご了承ください。(あと知り合いというわけでもないので怒られたら消します)

シティ使用デッキリスト

デッキリストを見れば分かるとは思いますが、このデッキはロストヤミラミとサーナイトを足して2で割った様なデッキです。合体させて使うメリットとしては

  • サーナイト側のメリット

    • レベルボール、霧の水晶のレギュ落ちによるキルリアの立てづらさの解消

    • サーナイトexを立てるまでのアタッカーの確保

    • サイドコントロールの容易化

  • ロスト側のメリット

    • フィニッシャーとなる高打点アタッカーの確保

    • 手札干渉への耐性

    • スピットと合わせてvstarを倒せる打点と高HPを合わせ持つアタッカーの確保

    • 相手のハバタクカミへの耐性

こんなところでしょうか。デメリットとしてはロストするカードの選択が普通のロストバレットより難しかったり、はなえらびで重要なパーツを二枚めくった時にしんどいことなどが挙げられますが、そんなところも愛してあげましょう。
はなえらびでm2vuを二枚めくるよりましです。

またロストリファインにはいくつか種類があります。一番シンプルなのは赤ロストにサーナイトラインをいれたタイプでしょうか。
このデッキタイプはベルトリザードンが環境のポケモンをワンパンできる、あるいはサーナイトが相手の攻撃を一発耐えることを前提としており、リザードンexが存在する現環境では大分苦しいです。
個人的にリザードンをワンパンする手段の乏しいデッキはあまり握りたくなかったため選択肢から外れました。

もう一つはリバーサルエネルギーを採用したタイプです。こちらはレントラーをアタッカーとして採用できるためアクロマに依存しないのがいい点です。またたそがれのひらめきヤドランが採用されているのでリザードン相手に1ターンでサイドを二枚取る手段があるのもすばらしいです。



自分が一時期ロストチオンジェンをこすっていたため一番手になじむデッキなこともあり、始めはこのタイプを考えていました。しかしサーナイトexを採用しない場合レベルボールの存在しない現行レギュではキルリアはレパルダスの下位互換となってしまいます。
個人的に愛以外に使う理由を持たせられないなら使わない方が良いと思っているためこれも選択肢から外しました。

最後に、beさんがBlueSkyでロストリファインのデッキレシピを投稿していたのですが、これはプライムキャッチャーを持っていなかったため諦めました。

デッキの選択理由

一番初めにも書きましたがこのデッキは決して環境を渡り歩けるほど強くはないです。できるだけ安定するようには組んだつもりですが、どうしても運に頼る場面は出てきてしまいますし不利対面も多いので。
それでもこのデッキを持ち込んだのは前述した強みを持っていることやロストリファインが好きだからというのもありますが、サーナイトの弱体化が非常に大きかったのも理由の一つです。

今まで、ロストリファインを大会で使用したことはありませんでした。サーナイト単体で使った方が強かったからです。
レベルボール、ミラージュステップによる展開力。アルカナシャインサーナイトによるサイド1-2交換。ザシアンVという封印石の付け先兼フィニッシャー。etc……

しかし今のサーナイトはそれらすべてを失ってしまいました。その姿はまるでクリーチャーズの策略によって婚約破棄されてしまった悪役令嬢のよう(?)。
婚約者のアルカナサーナイトに振られ、その親友のザシアンVや弟のミラステキルリアにも見捨てられたサーナイトexを救えるのはか弱き平民から冷酷無情と恐れられるロストしかいないわけです。

ちなみに現環境のサーナイトも単体できちんと結果を残しているためロストリファインのほうが強いかはだいぶ怪しいのですが、実験や研究と違って都合の悪い事実は無視しても誰にも怒られません。見なかったことにします。

各カードの採用理由、不採用理由

そこまで時間をかけてデッキを練ったわけではないので適当です。

不採用カード

マナフィ二枚目
パオジアンに勝つことを諦めたことでデッキから抜けました。

ボウルタウン二枚目
相手の事故を拾わないといけないデッキで相手の展開補助するスタジアムを貼りたくなかったです。相手の崩スタ、リーグ本部をはがしたかったので一枚採用していますがシンオウ神殿のほうが良かったかもしれません。

エルレイド
基本的にラルトスラインは二面しか用意せず、フトゥーを使うことやボスで狙われることを考えるとエルレイドを立てる余裕はありませんでした。

大地の器
通常のサーナイトほどにはエネルギーに依存していないため不採用。必要なときにエネルギーが足りないこともそこまで多くはなかったです。エネルギーをトラッシュする手段として採用する価値はあります。

ハイパーボール
ロストデッキの性質上、手札に二枚切れる札があることはそこまで多くありません。リソース管理が難しすぎるため不採用としました。


ポケモン

ウッウ
非エクを倒す以外にも、110+110でたねex・vを倒す、110+190でvstarを倒す、110+お守りフワンテで二進化exを倒すなどサイドプランに組み込みやすく大抵の対面で複数使用します。二枚採用。

ヤミラミ
サナを立てずにビーダルを取れるアタッカー。詰めとして使いたいのに、要求札に二枚しかない釣り竿が含まれるのが弱いと感じたため二枚採用。

ラルトス
基本的に二面立てたいです。三面立てるベンチ枠はないので四枚ではなく三枚採用。アローラロコンvstarやオンバーンexの突破手段は別にあるためメモリースキップは不採用としました。

キルリア
サーチ札が無いため四枚採用したい。そんな枠はない。三枚採用。これに関してはポケモンカードを舐めていると怒られても仕方がない。

サーナイト
どの対面でも使うカードは二積みしろって義務教育で習った。あらかじめ一枚エネルギーを貼っておくと、手張り+サイコエンブレイスしてロストインパクトを耐えたりできます。

フワンテ
勇気のお守りで300、ヒーローマントで360を出せる。ウッウで小突いたルール持ちを倒したりリザをワンパンするのに使います。ロストスイーパーがしんどいので、本当にフワンテで殴るべきなのかは慎重に考えたいです。通常のサーナイトと違ってフワンテで複数回殴ることが難しいため一枚採用。

サケブシッポ
相手のシステムをいじめるためのカード。フワンテと違い素のHPで役割を遂行できるのが心強いです。主にアーケオス、ロトムV、ネオラントVに対して使います。使う対面が限られるため一枚採用。

ミミッキュ
サイドが遅れているときにターンを作るために必要なカード。再現性の低いデッキなので結構な確率でこのカードにお世話になります。二枚目の採用を検討してもよいかもしれない。

グッズ

ポフィン、ネスト
1ターン目から展開していきたいので最大枚数採用。他のデッキよりHP70以下のたねが多いのでポフィンの価値が高いので気兼ねなく4投できます。

ヒスイのヘビーボール
ピン採用のポケモンが多いため採用。マナフィ以外は序盤に使う機会が少ないため一枚。

カウンターキャッチャー
最後にサイド二枚取るために採用。サイドプランに組み込まれる以上、通常のロストバレットのように縛りながらロストマイン、という使い方はあまりできないのでできれば二枚採用したかったです。

ロストスイーパー
山が薄いがロストが10枚貯まっていないときにはなえらびでフワンテヒーローマントと捲ると気まずいため、ロストゾーンの枚数を増やす手段として採用。

ポケモンのどうぐ

かじばのいっぱつ
フィニッシャーのフワンテヒーローマントをはなえらびで同時にめくってしまったときの保険として採用。主にウッウにつけて使うが、エネが二枚付いたミミッキュに手張りして使うこともあります。

緊急ボード
入れ替え札が少ないため、はなえらび逃げ攻撃が基本の動きとなります。できるだけエネルギーの手張りを他に回したいため早めにボードを付けたキュワワーを用意したいため二枚採用。脳死でボードキュワワーをバトル場に出すと逃げるでエネルギーを落とせなくなるので注意

ヒーローマント
フワンテと合わせるためにエーススペックはヒーローマント。フワンテ以外のアタッカーにつけて攻撃を耐えてもらうこともありました。特にミミッキュ、サーナイトにつけることが多かったです。

勇気のおまもり
中盤でフワンテが打点を出すために使います。用途が限定的なため一枚採用。対ロストバレットでは相手の要求を上げるためにも使用しました。

サポート

ナンジャモ
はなえらびに加えてリファインも使えるため手札干渉札は多めに積んでます。ヤミラミやミミッキュと一緒に使うと強いですが、優先度が他のカードより低いせいでロストゾーンに行きがちでした。

フトゥー博士のシナリオ
盤面のサーナイトexをどかすために採用。崩れたスタジアムではなくフトゥーなのは、サーナイトが一枚ロストしているともう一度立てるのが面倒なのと、サーチカードがない関係で盤面に進化できていないラルトスがいることも多かったからです。

エネルギー

フワンテがリザードンexを倒すのに必要なエネルギーは六枚。二枚までロストに送れるなら十分と判断しました。また中盤にフワンテを起動する場合ウッウとセットで使うため必要になるエネルギーは最大で四枚であるためこれ以上は過剰かなと思います。

デッキの動かし方

現状日本と同じレギュレーションでPTCGLが使えないためあまりにも練度が足りていません。あくまで参考程度に留めてください。

基本的な動き

後1スピットの成功確率がそこまで高くないのとキルリアを早めに立てたいので先攻を取っています。


1ターン目の理想盤面

基本的にキュワワー二面、ラルトスライン二面で戦っていきます。ベンチ枠の余裕が二つ、キュワワーラルトス以外でスタートしたときは一つしかありませんが、アタッカーは全員即時起動可能であるためそこまで困りませんでした。
サポートかキルリアが手札にあり相手が返しにキュワワーを倒せなさそうな場合は二体目のキュワワーの優先度が少し下がります。

山確認の際はエネルギーの枚数、サーナイトexの枚数、釣り竿の枚数、フワンテ・お守り・ヒーローマント・技マシンの有無を確認していました。それに加えてルギア対面ではサケブシッポ、アルギラやリザその他ex対面ではミミッキュを確認します。

以下各対面への動かし方を紹介しますが、ファンデッキ故有利体面なんてありません。これでベスト4なんておかしいだろ!と怒り出す方々が大量に発生する可能性が高いのであまり書きたくはないのですが。

ちなみに、スリーブは当日に入れ替えた一重スリーブを使用しておりイカサマも行っておりません。当たり前のことではありますが念のため。

対リザードン

相手より早く動き出してスピットでサイドを一枚取りたいです。もし相手のほうが動くのが早ければ相手のシステムを狩りながらナンジャモミミッキュで1ターンもらいに行きます。
tier1に対してお祈りプレイしないといけないの、自分で書いてて泣きそう。

理想のサイドプランはウッウで一枚→スピットorゴーストアイ+お守りフワンテでリザex倒して二枚→ロストマインかほえさけぶで一枚→マントフワンテかかじばウッウで二枚。
有利体面なんて口が裂けても言えませんが当たったら勝ちたい相手。

対ロストバレット

ナンジャモを使いながらサーナイトexのHPを押し付けたり、ウッウヤミラミにお守りヒーローマントを付けて戦う。カイナが早めに殴ってくるとしんどくはあるがここも当たったら勝ちたい対面。

対パオジアン

無理、諦め、即投了。相手が事故る以外の勝ち筋なし。
こいつに勝つことをあきらめた結果二枚目のマナフィが抜けデッキ枠に一枚余裕ができた。ありがとうパオジアン。

対ルギア

サケブシッポでアーケオスを二体倒せればサーナイトexの押し付けができるようになる。
理想のサイドプランはサケブシッポでアーケオス二枚→サーナイトexで二枚→フワンテorかじばで二枚。
練習のときは毎回先2アッセンブルされていたので苦手意識があるが、それでも当たったら勝ちたい対面。

対アルギラ

ウッウとヒーローマントを付けたサーナイトexでサイドを取りに行く。サーナイトはできるだけ手張りで育てたい。スイーパーとインパクトでサナexがワンパンされた場合はミミッキュが通るようになる。不利対面ではある。

対古代バレット

不利対面。ナンジャモでバグらせるしかない。
相手がハバタクカミスタートの場合サーナイトデッキですよーって顔してトドロクツキに出てきてもらう。キュワワースタートしたら仕方ない。
ヒーローマントをウッウに貼って攻撃を耐えたり、序盤ならマントサナexがツキの攻撃を耐えることもできる。
これに関しては普通のロストバレットも厳しそうだなと思っていたのですが、世のロスバレ使いは古代バレットにどうやって勝ってるんですか。

最後に

自分はモチベーションが好きなデッキがあるかどうかに大きく左右されるタイプの人間なので、Twitterなどで面白いデッキリストを公開してくださるポケカプレイヤーの方々に生かされながらなんとかポケカをプレイできています。本当にありがとうございます。
もし自分のデッキを見てひとりでも面白そうと思ってくれた方がいるならとてもうれしいです。

今回のベスト4という結果はほとんどが運によるものなので結果を残したとは胸を張って言いづらいのですが、今後好きなデッキを握るという選択肢が産まれたのは非常に大きいなと思います。勝つために何かをやるのって、楽しいけどそれと同時にしんどいことも多いので。(でもイカサマはやめましょう)

最後に自分がここ一年でお世話になったデッキを(勝手に)紹介して終わりとさせていただきます。もし何かありましたらTwitterにお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございます。



ジュペッタインテレオン

この記事を見た次の日にはカドショでジュペッタとインテレオンを購入していた。

ロストチオンジェン

一年のうち1/4以上はこのデッキ一つで過ごした。アクロマに依存しすぎないロストというのは使ううえでの精神的負担が少なくて体によい。

ディンルーパルキア

話題になったので知ってる人も多いとは思いますが。

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