日本国の為替介入の意味

4月29日、5月2日(日本時間、介入実施については推定)に、日本国による為替介入があった模様。

今回の為替介入の意味について、あえて問いたい。
日本国の言い分は「急激な為替変動は国民にとって不利益」だろう。
しかし、今の状況で為替介入をし、日本国民の財産である「国が保有しているドル資産の売却」の何の意味があるのだろうか?

日本円は、日本国がその気になればいくらでも刷れる。
刷った結果、今の借金大国だ。
1ドル100円に比べたら、刷った日本円の価値が3分の2になっている今の状況。
刷りまくったせいで円の価値をただ下げただけなのに、借金問題を改善もしないで、貴重なドル資産を手放すなんて、本当に意味を問いたい。

マーケットが円安を選んでいるのは金利差ではない。金利を上げたくても上げれない、日本の弱さを見透かしているだけだ。


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