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生誕・肉太郎と飼う女②

写真は馬車道にあるラグジュアリーホテル、Pier8内のバーでございます。
飼う女がいかに大事に肉太郎を養育してきたかおわかりか!←誰にむかって?
閑話休題。
飼う女の幼少期の話を続けます。

今でこそ飼う女はベシャリが滑らかかつ大胆、友人の結婚式ではかならずスピーチをさせられ、あまつさえ、某県会議員のセンセイのあとに祝辞を述べたら、司会者に『いやぁ、どちらが政治家かわかりませんね』と言われる始末だが、じつは3歳まで日本語を口にすることはなかった。
しかし飼う女の母はさすがで(?)健診時の医者の『お母さんがなんでも先回りしてやっちゃうから、この子はしゃべる理由がないんですよ』と言う言葉を頼りにひたすら面倒を避け、ただの一度も病院を訪れることはなかったのであった。
異常に丈夫な飼う女は、幼児につきものの『高熱』にまったく無縁だったもので、なんと物心ついてから初めて病院に行ったのは、肥満ゆえの糖尿病を疑われた小学校2年のときである。
どこまでも肉太郎ありきな飼う女。
そしてやはり、この頃までは自閉症を疑われるほどに口をきかないこどもで、お察しだがとうぜん、学校一のいじめられっ子であった。
だって、陰気で本ばっか読んでて、おまけに肥満児なんだもん。『いじめてください』と背中にべったりペンキで書かれてるようなもんである。
とくにひとり、執拗に飼う女に暴言や暴力をふるう少年が1人いた。
ここでは名をYとしておく。
そして事件は、授業参観のとき、彼が父兄の前で、わたしの背中を激しく平手打ちした際に起こった。

長くなりました。本日はここまでにしておきます♪ではではアンニョン〜!

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