アイドルは恋愛禁止なのか

※一個人の見解。

わたしはアイドルがとてもすきだ。
わたしのすきなアイドルは恋愛禁止ではないが、やはり熱愛報道がでると界隈は少しざわつく。

先日AKB48の岡田奈々さんが卒業を発表した。
熱愛報道によるものだろう。

一方ももクロの高城れにさんは結婚を発表した。
ももクロを卒業や脱退することはない。

AKBもももクロもどちらもアイドルであると思う。

しかしヤフコメやSNSを見ると、岡田奈々さんへの風当たりは強いが、高城れにさんへは祝福が多い。

一体なぜなのか。

普通に考えたらAKB48には恋愛禁止のルールがあって、ルールを破ったということが世間の風当たりの強さに直結しているのだろう。

でもわたしは、アイドルの在り方の問題だと思
っている。

ももクロはいわゆる”地上”アイドルであり、ファンとメンバーの交流はAKBなどのアイドルと比べて多くない。

だからCDやグッズを買ってもメンバー本人に貢いだり疑似恋愛をしたりという感覚が薄いのかもしれない。
（わたしはももクロのファンではないのでその辺の感覚がファンの人と違っていたら申し訳ない）

一方でAKBはファンとメンバーの交流を売りにしたアイドルである。
会いに行けるアイドルというのがコンセプトだ。
CDにも握手券が入っており、お金を使えば使うほどメンバーと交流を深めることができるシステムになっている。

だからメンバー本人に貢いだり、メンバーと疑似恋愛をしたりという感覚がかなり強いんじゃないか。

わたしのすきなアイドルも接触がある女性アイドルであるが、やはり推しとチェキをとったりするのは自分が満たされたい感情と共に推しの生活が少しでも楽になればいいなという思いがある。

だからAKBのメンバーに彼氏がいるというのは、お金を払って疑似恋愛をしている裏で本当の恋愛をしている、つまり自分の使ったお金はメンバー本人のため以上にメンバーの恋愛にも使われているんじゃないかという気持ちになってしまうのではないか。
（異性のアイドルに興味がないのでこれも憶測ではある）

結論わたしはアイドルは恋愛するべきではないと思う。

というか恋愛はしてもいいとは思うけれど、それを表に出さないようにとても努力するべきだと思う。

アイドルというのは人によってどのような存在か変わるものではある。
ある人は推しとして偶像崇拝して生きる意味になったりだとかする。
ある人は夢を応援したい庇護欲の対象になったりだとかする。

でもいずれにせよアイドルというのは自分自身を切り売りしている職業だと思う。

プライベートがないのかと言われると、これは人権の問題に発展するから難しい。そもそも週刊誌がなければいいんじゃない？とわたしは思うが…

ただ自分自身を切り売りする以上、日常も管理する必要があるんだと思う。

そういう徹底的に管理された状態でしっかり夢を与え続ける、これがアイドルだと思う。

まあ少し厳しいかもしれないけれど、アイドルになるのであれば本気で全力でかくして恋愛してほしい。

といういちアイドルオタクの見解なのである。