ウイスキーをめぐる冒険 episode7 グレンモーレンジ
地元の友人が家を建てました。
私の地元は福島県会津若松市。
友人とは小、中、高と一緒で、卒業後も毎年年賀状を送り合い、帰省のタイミングで年に数回飲む間柄。
コロナ禍の期間は会う機会がなく、2023年の正月に数年ぶりに顔を合わせました。
彼が建てた二世帯住宅に招待される形で、家族3人で訪れたのです。
建てて1年ほど経ってはいましたが、家づくりの相談も受けていたこともあり、新築祝いをもって訪問することにしました。
さて、新築祝いは何が良いか?
ありがた迷惑になる紅白のなんか、もらったはいいが一度も出番のない茶碗、等々、もらってもしょうがないものを贈っても仕方がない、、、。
また、誰からもらった物か忘れてしまうような、ありきたりの物でもつまらない。
そこで私は、自分の好きなウイスキーを贈ろう、と決めました。
そのウイスキーが
「グレンモーレンジー10年」
このウイスキーを美味しくないと言った人を聞いたことがありません。
ハイボールがとても美味しいこのウイスキーを持って友人の家へ訪れました。
正月ということもあり、親戚の子供たちがワンサカ集まっており、雪のチラつく1月の寒空には、子供たちの楽しそうなはしゃぎ声が響き渡っていました。
これぞ田舎の風景(ホントの田舎です、土地はどこまでも広く、古屋、蔵が並び、家はでかい)を感じることができ、何年経っても友人らしいなと、なんだか安心する気持ちになったことを覚えています。
彼もまた、私らしい贈り物だと言い、安心した表情でした。
インテリアにもなる美しいデザインのボトルと、フルーティで爽やかな味、一度体験する価値ありです。
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