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癌と向き合う36歳の挑戦日記

堀井隆之36歳。
癌を患いました。
病名は舌癌(ゼツガン)


まさか自分が、この言葉は「まさか自分が」体験して初めて本当の意味がわかった気がします。

妻と5歳の息子と3人暮らしの幸せな毎日。
個人事業主として自分のお店を持ち、毎日妻と、こうしたらもっとよくなるんじゃないか、いやいやこうだろう、とぶつかりながらも前に進み続け、とても充実した毎日。
これから様々な事業にも挑戦していこうと動き出していた毎日。

そんな毎日に急に降りかかってきた

「癌宣告」

この文章を書いているのは8月3日木曜日です。
これから出来る限り、癌と向き合ったこと、その時の気持ち、状況なんかを文章に残していこうと思っています。

自分の為、家族の為に。

もしかしたら、ご家族や友人、恋人が同じ境遇の方。自分自身が同じ境遇の方。そんな方々に、私の文章が少しでも力になれば嬉しい限りです

「人生何があるかわからない」

世に蔓延る普遍的な言葉。

良いも悪いも、私たちは「運」という、自分ではコントロールのできないとてつもなく大きな存在と、共存していかなければいけないのだということを、身をもって体感しました。

今現在は、その「運」は私にとって悪い方に転んでいるかもしれません。

しかし、「ピンチはチャンス」

このピンチは、自分にとってきっと大きなチャンスなんだと、根拠のない自信を持っているのも事実です!

だからといって、頑張りすぎない、無理をしない。物事の流れに身を任せる。

そんなことを言っても、後ろ向きな気持ちになる時はきっとあると思います。そんな時は家族に甘えようと思ってます。

その時はよろしく、妻よ、息子よ。

しかし、辛いのは私だけではない。
夫が癌という妻の気持ちにも寄り添えたらと思っています。
自分が逆の立場だったら相当きつい。

そんな中でも、いつも通り、ましてはいつもより凛と強く接してくれる妻には心から感謝しています。ありがとう。

あとは、何があっても後悔しないように、日々の気持ちを言葉にしていこうと思っています。

「ありがとう」の感謝の気持ち。
「好き」の正直な気持ち。

文章でもですが、実際の言葉を大事にしていこうと思います。

妻、息子よ
「君たちのおかげで今の自分があります。これからも元気に楽しく一緒に暮らしたい。それが私の今の夢です。よろしくね。愛してるよ」

そんなこんなで、癌との生活、気張らず自分らしく流れに任せて送っていきたいと思います。

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