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英ヘンリー王子が回顧録を出版する理由

英国王チャールズ3世の次男ヘンリー王子が10日、回顧録の「スペア」を出版する。英国のタブロイド紙 (大衆紙) は、ミスで英国よりも早く発売されたスペイン語版を入手し、刺激的な一部内容を各社紙面に一斉に掲載した。

ガーディアン紙によると、兄であるウイリアム王子は、ヘンリー王子の妻であるメーガン妃を「難しい」、「失礼」、「不快」などと批判的な発言をし、口論の最中、兄であるウイリアム王子から床に叩きつけられと主張。その際に襟元をつかまれ、付けていたネックレスが床に叩きつけられるなどの暴行を振るわれたと回顧録の中で説明した。

また、ヘンリー王子は17歳で友人から勧められコカインを使用した経験があり、名門であるイートン校に在学中には大麻を使用していたという。2012~13年にはアフガニスタン戦争でヘリコプターのパイロットとして参加し、25人の敵を殺害したとも告白している。また、サン紙によると、英国王チャールズ3世がカミラ夫人と再婚した際には、王子達が再婚しないよう懇願したという暴露なども掲載しているという。

ヘンリー王子は12歳の時、母であるダイアナ妃を事故で亡くしている。ダイアナ妃の死に関しては、未だ様々な憶測がなされているが、パリのトンネルで起きたこの事故の真相を長年追っているデイリーメールの記者がニュースのインタビューに答えている。記者によると、ダイアナ妃はシートベルトを着用していなかったとされるが、実はシートベルトが壊れていて、その事実は英警察によって意図的に捻じ曲げられたという。また、ダイアナ妃をバイクで追い回したとされるパパラッチはトンネルで事故が起きた際には存在せず、代わりに2台の不審な軍用のバイクがその車を追いかけていたと話した。その記者によると、ヘンリー王子は事故検証のためにパリのトンネルに2回訪れ、実際に事故のあった時と同じ速度で運転をしたり、フランス警察にも接近し謎の解明に動き出しているのだという。
そして、今回の回顧録出版は母であるダイアナ妃の死に関する新事実を出版するための単なる呼び水で、ヘンリー王子にとって本当に伝えたかったことは次回の暴露本なのだという。ただ、記者によると、それは英国を揺るがす内容になるため出版されるかは正直わからないという。




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