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りんごを継続して食べるべきか迷ってるので検討している件         サブテーマ             くも膜下出血予防にもりんご

りんごを継続して食べるべきか検討しているのですが、今のところ継続して食べています。

さて、いろいろ調査すると次から次へ新しい発見が出てきます。
今回はくも膜下出血に効く話です。

くも膜下出血とは

脳卒中でくも膜下出血があります。
なったこと無いですけど、激痛らしいです。
ちなみに今まで一番痛かったのは、痔ろう検査時に肛門に指を突っ込まれた時で、失禁するぐらいに痛かったのですが、それに匹敵するのか?

初回の発症での死亡率は30%くらいだそうです。
再発率も高く後遺症もあるそうです。

テレビで見ましたが、遺伝的か体質かでなりやすい人がいるみたいです。それに生活習慣がハマると発症となるのでしょう。
トイレやお風呂で血圧上がって、くも膜下出血で亡くなる人多いのかな?

くも膜下出血とありますが、実は動脈瘤が破裂して、くも膜の内側に血が溜まりそれが脳を圧迫して痛いみたいです。

その動脈瘤は血管が風船のように膨らむイメージか。
工学エンジニア的観点からすると、材料強度、血管の強度が弱くなることと、外力、血圧や血流量が増加することなんでしょう。


さて、そんなくも膜下出血にもりんごが効くという話です。


以前キッコーマンさんが、ウサギでの動脈硬化抑制効果があることを報告してました。
同じ動脈つながりでも、動脈硬化と動脈瘤は違うみたいです。

大熊洋輝さんの研究

弘前大学の大熊洋輝さんが、りんごから得たポリフェノールを脳動脈瘤モデルのウサギに与えて、発生と予防に関して効果を調べたそうです。
りんごポリフェノールはプロシアニジンを主成分とするもののようです。
ちなみに今は弘前大学を退官して病院長をされています。
出世じゃん!?
もう研究はやめたのかぁ?
大熊洋輝さんの今 コレ↓
病院のご案内 - 独立行政法人国立病院機構 弘前総合医療センター (hosp.go.jp)

まずは発生に関して

脳動脈瘤モデルのウサギは、動脈瘤が発生するように仕向け、12週間後に8羽中7羽で確認されたそうです。
血管中膜が酸化され、中膜のエラスチンや平滑筋細胞が消失したらしいです。
つまり血管が薄くなり弾力も低下したってことでしょう。

それに対して、りんごポリフェノールを与えたウサギは動脈瘤が発生しにくくなった。

低濃度と高濃度の2通りのりんごポリフェノールをウサギに与えると、
低濃度10mg/kg/日のウサギは8羽中3羽で確認、高濃度40mg/kg/日のウサギは8羽中1羽で確認された。

発生に対して予防効果があるようです。

予防に関して

ウサギが脳動脈瘤を発症するように12週間飼い続け、その後にさらに12週飼い続け、増大するか否かを調べました。りんごポリフェノールを与えるウサギは、後半の12週間に与えたそうです。

脳動脈瘤モデルのウサギ

脳動脈瘤モデルのウサギの動脈瘤体積は約3倍以上増加し、血管壁の厚みは約30%減少、中膜はほぼ消失していたそうです。
カウントダウン開始レベル、もはや爆発寸前です。

実際、脳動脈瘤モデルのウサギを作成するのに、脳動脈瘤が早期に爆発して、目的となる実験動物に仕立てるのに往生したらしいです。

りんごウサギ

他方、高濃度40mg/kg/日のりんごポリフェノールを与えたウサギは、動脈瘤体積は約25%増加し、血管壁の厚みは約6%減少で、中膜の見た目、エラスチンや平滑筋細胞は12週後とほぼ同じだったとか。
りんごポリフェノールを与えたので、進行しなかったと言うことのようです。

脳動脈瘤の発症

今回、脳動脈瘤に対するりんごの効果と言うことで、脳動脈瘤の発症について少し勉強しました。
業界では脳動脈瘤の組織、細胞レベルでの発症や進展はまだ不明な点があるそうですが、動脈の中膜が薄くなることが原因の1つと考えられているそうです。

結論

実験結果より、りんごポリフェノールは中膜が薄くなることを防ぎ、脳動脈瘤の発生や進行に効果がありそうです。
分子レベルでの作用解明は今後みたいです。
期待しましょう。

与えた量が上振れ

しかし、ポリフェノールの量がすごい。
いいんです、経口実験で投与量が少なすぎて効果が出ない実験よりはましです。
ウサギの実験で高濃度40mg/kg/日で効果が目に見えてあったが、60kgのヒトだと2400mgのポリフェノールになります。
低濃度でも600mgになる。
低濃度でも、少なくともりんご2個くらいは必要か?
毎日1個でも食べてれば、継続は力
それなりの効果はあるでしょ
りんごだし。
彼の研究成果はコレ↓
脳動脈瘤発生、増大、破裂に対するポリフェノールの抑制効果
24592111 研究成果報告書 (nii.ac.jp)

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