産業医完全未経験の労働衛生コンサルタント対策 口述試験編

産業医完全未経験で労働衛生コンサルタントに合格しました。
その時の経験をまとめています。

この記事は労働衛生コンサルタント試験の最大のヤマである口述試験対策について書いています。

内容としては勉強法、使った参考書についてまとめています。

有料部分に参考書の詳しい紹介、おすすめのサイト、自分が受けた口述試験の流れを書いています。


はじめに

2020年以前の労コン対策の情報を探すと口述試験は実務経験がないと厳しいなどと書かれています。
確かに実務に結び付いた問題もありますが、質問の多くはプール問題である程度答えの傾向は決まってきます

ですのでプール問題でよく聞かれる実務的な対応をある程度暗記していけば新問でもそこからある程度応用して答えることができるのではないかと思います。

とはいえ、自分が聞かれたのは結局ほぼすべてプール問題でしたが・・・。

有料部分に自分の使った参考書の書評や口述試験で自分が聞かれた質問とどう答えたかを書いていきます。

勉強方法は?

想定質問とその解答を作ってそれを覚える作業をひたすらやります。
想定問題集、過去問、コンサルタント会の口述試験対策講習会の資料を用いて想定質問を作り、労働衛生のしおりや厚労省が出しているリーフレットやガイドラインを見ながら自分の回答集を作っていきます。

それぞれの手に入れ方をご紹介します。

想定問題集

Amazonでいろんな人が出したものが売っています。
玉石混交です。

いずれにせよ そもそも売っているものはどれも情報量が中途半端でプール問題すら全てカバーできてません。
試験官ガチャに勝てばこの想定問題集だけで戦えると思いますが一発で絶対合格したいならこれだけで戦うのはやめたほうがいいです。

情報量が中途半端とはいえ、問題集にかかれている解答そのものは解答の作り方の参考になるので1冊くらいは買ってみてこういう感じかーと見てみるのもいいと思います。

過去問

大学だとか学会でコネがある人たちはその集団のなかで過去に聞かれた問題を受け継いでプール問題対策をしているそうです。うらやましい。

とはいえコネがなくても過去問を手に入れる手段はいくつかあります。
有料部分に詳細記載します。

口述試験対策講習会

コンサルタント会のやっている講習会です12月初旬にやってます。
ここで講習会後に手に入る加持先生が講演で使ったスライド集が神
これをベースに想定問題と解答を作っていけばまず確実に合格できます。

問題はスライドをもらえるのが12月半ばということ!
(口述は大阪が1月中旬、東京が2月初旬)

このスライドが手に入るのが遅く、実質の勉強期間が1か月程度しかないというのが労コン口述試験合格の最大のハードルだと思います。

そうなるとあらかじめ、ある程度想定問題を自分で作っておく必要があります。

ぶっちゃけるとAmazonとかに売ってる野良想定問題集は加持先生のテキストからパクッてきてるやつが割と多いです。
noteに落ちてる想定問題集も加持先生のスライドからパクッてきてるものが多いです。

まあコネなしで受験する側からしたらありがたいんだけど
著作権大丈夫なの?
一応コンサルタント会に通報しておくね^^

この講習会で手に入るテキストそのものはそれほど有用ではないです。
加持先生のパートには想定問題もあるにはありますが、上にも書いたようにAmazonの野良参考書に中身パクられてるのでそれ見れば大体同じの書いてます。


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