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二兎追う者は一兎をも得ず。なら、二兎と一緒に暮らせばいいんじゃないって話

タイトルの通り。それだけ。
もう正直、言うことがない。書くことがない。

でも、ちょっと寂しいから書いてみる。

「二兎追う者は一兎をも得ず」ってよく言いますよね。

うさぎを二兎同時に追いかけても、結局両方とも捕らえることはできない。
二つのことを同時に成し遂げようとしても、結局どちらも失敗に終わるということ。

Wikipediaより

正確には、こういう意味らしいです。
確かに、なんでもかんでもやろうとしてうまくいかないこと、ありますね。
でも、二兎くらい追いたくなること、ありますよね。なんだかなぁって思っていたら、ふと、思ったんです。

二兎を追うからよくないんじゃないかと。
一緒に暮らせばいいんじゃないかと。

僕の兄も、うさぎちゃんと一緒に暮らしてます。あ、でも、それはまだ一頭かな。まぁ、どっちでもいいんですが、言いたいことは追わずに一緒に暮らしてみたらってことです。

なんでもいいんですが、『死ぬまでにやりたいこと』みたいなことってあるじゃないですか。そういうことって一生懸命に仕事して一生懸命に生きていると、けっこう後回しになったりするじゃないですか。一つの仕事に一生懸命になって(それはとても素晴らしいこと)『本当はこれやりたかったのに』みたいなことに死ぬまで取りかかれずに終わってしまうって、たぶんよくあることじゃないですか。
でも、それって、もったいないじゃないですか。
二頭目を追う体力なんて、一生懸命に生きてたら残ってないですよ。だから、追わなくていい。一緒に暮らすことから始めてみたらいかがでしょう。

『死ぬまでにオーロラを見てみたい』なら
とりあえず通勤の行き交えり、食事の合間、お風呂の時間、どこでもいいからYouTubeでオーロラの動画を見てみたらどうでしょう。ちょっと見てみたい欲が上がってきたら仕事帰りに本屋によって、オーロラ特集の写真集でも一冊買ってみたらいかがでしょう。そのうち、いろんな情報が入ってきて、意外と安く、意外と短期間で行けることが分かってきたりするかもしれません。そうしたら、思い切って見に行ってみたらいかがでしょう。

『死ぬまでに小説を書いてみたい』なら
とりあえずシャワールームでの5分間。面白そうなテーマを考えてみたらどうでしょう。10くらいテーマが浮かんだらお気に入りの一つを決めてみたらいかがでしょう。次の日からのシャワールームでの5分間は、少し細かい構成を考えてみたらどうでしょう。それを寝る前の5分間でノートに書いてみたらどうでしょう。1年後にあなたの願いは叶っているかもしれません。

これは毎日少しずつ継続しましょうっていうお話ではありません。
追わずに一緒に暮らしましょうっていうお話です。
『死ぬまでにやりたいこと』をあなたの同居人の一人にするのです。オーロラちゃんと小説くんを一緒に暮らす仲間にするのです。
一緒に目覚め、一緒にご飯を食べ、一緒に眠るのです。
おはようとただいまとおやすみを言うのです。
これは継続ではありません。ただ一緒に暮らすのです。
今日オーロラはどこで何をしていたのか、小説はだれと遊んでいたのか、そんなことに思いをはせるのです。一緒に暮らしているうちに、相手のことをもっと知りたくなったり、相手に自分の話を聞いてもらいたくなったりします。なんせ一緒に暮らしているのですから。

二兎追う者は一兎をも得ず。
しかし、二兎と暮らす者は三兎目、四兎目と家族を増やす。

あたらしいことわざ。こちらでいかがでしょうか。
追わずに一緒に暮らす。そして、家族を増やしていく。
やりたいことや夢という家族がたくさんの人に増えますように。

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