コミュニティにおける最適な人数とは?
こんにちは、Kaeです。
私は今、TABIPPOさん主催のコミュニティマネージャー養成講座を受講しています。
みなさん、コミュニティには最適な人数があるって知っていますか?
実は、人間関係を円滑に保てる人数には上限があるんだそうです。
それが、ダンバー数です。
この記事では、コミュマネゼミの課題として、ダンバー数についての調査と、コミュニティにどう活かすか?私なりの考察を書いています。
ダンバー数とは?
人間が円滑に安定して維持できる関係との事なので、既に交友関係が途切れている昔の友人などはこの数には入りません。
ダンバーはこの150人の定義を、
「もし、バーで偶然出会って、一緒に酒を飲むことになったとしても気まずくない関係」
と話しています。
安定的なコミュニティを作りたいと思ったら、150人を上限にするとよさそうですね。
また、ダンバーは狩猟採集社会の人口調査などから、集団には親密さの度合いに合わせて階層が異なることを発見しています。
・5人=最も親密な友人やパートナー
・15人=信頼できる友人
・50人=遠い友人
・150人=友人の最大数
という具合に…
これって思い返してみると、たとえば研修でグループワークをする場合、大抵4、5人ぐらいのグループに分かれますよね。
また、会社でも、会社全体→事業所→部署、というように、大集団から中、小集団と分かれ、それぞれコミュニケーションをとる頻度や関係の濃さも異なるのではないでしょうか?
このように、SNSで世界中の誰とも気軽につながることができる現代になっても、私たちが円滑な関係を保てる人数って古代から変わっていないんですよね。
こういった側面から、コミュニティ作りや運営について考えてみるのも面白いですね。
コミュニティ運営にどう活かす?
さて、あなたならこのダンバー数をどうコミュニティに活かしますか?
私なりの考察を書くと、150人を1人の管理者が全て把握し、サポートするのは大変だし、コミュニティ内の関係性も遠いものになってしまいやすい。
だから、コミュニケーションがとりやすいよう5人を1グループにして、基本はグループごとに活動してもらうようにする。
しかし、このグループ内の関係性だけになってしまうと、コミュニティの理念や目的が浸透しずらくなるし、グループ間で差が生まれてしまうことも考えられる。
それを解消する方法として、
・年に数回、全体で集まるイベントや研修会を企画、開催する。
・15人、50人ごとの集団で交流できるような
交流会やイベントを企画、開催する。
・定期的にグループ替えをする。
・小グループを管理する中管理者、会社組織でいえば主任?のような立場の人を数名配置し、管理者同士で定期的に意見交換をする。
なども取り入れると、コミュニティの活性化や安定した運営につながるのではないかと思いました。
以上、ダンバー数についての調査と私なりの考察でした。
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