【百合漫画語り】私の百合はお仕事です！の近況と感想
アイキャッチ出典：未幡『私の百合のお祝いです！（私の百合はお仕事です！_12巻）』＠一迅社
シリーズ全般の記事を別に書いています
最新の状況
最新刊：12巻発売 2023/5/17
次13巻発売予定：2023年秋頃？
2023年4月からアニメ化・放送開始しています！
アニメの感想
６／５時点で９話まで視聴しました
６話で陽芽と美月の和解、今まですれ違っていたことをお互いが理解して、仲良しペアの再会に辿り着きました
控えめに言って最高でした……
マンガの時点で素晴らしい出来なのですが、声優お二人の演技がまたマッチしていて違和感なく演出を引き立てていました
ある程度ふわふわ系、ツンデレ系ができる人なら演じられるでしょうが、そんな次元ではなくピッタリハマっています
６話での二人のやり取りが素晴らしすぎて何周も見てしまいましたし、まだたまに見直しています
良いアニメを作っていただいて、感謝しかないですね
アニメ９話では果乃子が陽芽と友達になった時のエピソードが描かれました
陽芽と美月のカプを激推しなので複雑なところがありますが……
果乃子にとっても陽芽はなくてはならない存在で、それがわかるエピソードでもあります
結末がどうなるかはまだ分かりませんが、果乃子には陽芽以外の支えてくれる人が必要で……
さてさてどうなることでしょう
最新刊の感想（ネタバレあり）
そもそも、果乃子が五影堂にホテルに連れ込まれるという攻めた展開、引きで１１巻が終わっています
果乃子の運命やいかに！ と言うほど、本当に襲われて終わってしまうような展開ではないだろうな……と思ってはいたものの、どんな風にまとめるのかなかなか読めないところでした
いちおう、というのもなんですが、果乃子は五影堂に襲われそうになります
しかし、五影堂の目的はそんなところにありませんでした
まあ、拒まないならそれはそれで美味しくいただいてしまう人なのでしょうが……
五影堂はずっと、目的がいまいち分かりにくいキャラでした
１２巻を読み終わった今もまだわからない、もしかしたらこのままわからないのかもしれませんが、１２巻のことでそれらしいことを口にします
それは、恋の大事さをわかってもらうということ
細かい想像は抜きにして、そういう理由から、キスやセックスなんてなんてことはないのだという果乃子に、あえて襲って迫ることでそうではないと認めることを迫ります
そしてそれこそがこのシーンの肝でした
陽芽本人も美月も気づいていない、果乃子だけが気がついていたこと
美月が陽芽にキスをしたのに、それを理由に美月を拒んでいない
果乃子の立場から合理的に解釈するためには、キスなんて大切なことじゃないとそう結論づけるしかなかったのです
この辺りの心理の掘り下げの深さは流石ですねー
さて、時間が飛んでホテルから出てきたところで純加達が果乃子を助けにきます
ことの顛末の説明は飛ばして、純加はとにかく果乃子を自分の部屋に連れて行くことにしました
そこで語られることは……
正直なところ、陽芽美月ペアが最推しなので、他の掘り下げは個人的に間延び感も感じてしまうところでした
しかしここで、果乃子と純加のペアの接近が一気に進んで見どころもありましたし
陽芽と美月の関係をもう一歩進めるための布石がしっかり行われた気がします
都合のいい一足飛びじゃなくて、それぞれの関係を納得のいく形で進めようという未幡さんの意気を感じますね
そして更にまだ語られていなかった果乃子と陽芽の過去の引きで１２巻終了です
いやーほんと、次が待ち遠しいですね
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