
ファミレス行こ。14話待ち7週目_友人・親戚に布教
ファミレス行こ。14話待ちももう7週目。
2025/1/1〜2025/1/7 友人・親戚に布教 達成したので報告したい。
布教を成功させるには準備が必要
布教、といっても勧め方には細心の注意が必要だ。
私はかつて、別作品を勧めた際に布教失敗したことがある。
親族・友人にお勧めしまくった結果、周囲が
「●●という漫画をとっても楽しんでいることが伝わった」
「推しができるって素敵だね」
という反応になり、肝心の作品に誰も興味を示さなかったのだ。
私が達成したいのは『カラオケ行こ!』『ファミレス行こ。』に興味を持ち手に取ってもらう方を増やすことだ。
「私が毎日楽しい」ことを伝えることが目的ではない。
伝え方に工夫が必要だ。同じ失敗は繰り返さない。
登るルートを考える
以前、他作品を布教失敗した際の要因として「急に細かい話をしすぎた」という点があると思っている。要は話題として不自然だったということだ。何かを勧めるときは、相手が納得しやすい思考の素地を作ってから情報を与える必要があるのだ。
いきなり山の頂上へと登ることはできない。最終的に登頂するためにはそこに至るルートをイメージしておかなくてはならない。
1:エンタメ全般ルート
ちょうど年末年始なので、「昨年の総括」みたいな話題は不自然ではない。
相手に「2024年どんな映画観た?」「2024年のエンタメ1位って何だった?」「最近読んでる漫画ある?」と聞いたうえで、「私はね・・」とおもむろに話し始めるのだ。
相手が映画を勧めてきたら、こちらは映画『カラオケ行こ!』を勧め「あ、原作の漫画も面白かったよ」と添える。
漫画を勧めてきた場合は「映画にもなった『カラオケ行こ!』が面白かったよ、続編も出てて・・」と切り出す。
自然。このルートが一番いい。
もちろん、相手が勧めてくれた作品へのリスペクトは欠かさない。
相手が挙げてくれた作品も読むし観る。
しかし「昨年のエンタメどうだった」トークにならない可能性もある。そんな場合は、ちょっとしたきっかけを逃さず捕まえる必要がある。
2:綾野剛作品を導入とするルート
2つめは俳優さんの話を展開していると見せかけて最終的には「映画『カラオケ行こ!』よかったよ。漫画もいいよ」に着地させる、という力技。
「そういえば『カラオケ行こ!』のときも良かったよ」作戦だ。
ネトフリ入ってる?→地面師みた?→綾野剛よかったよね→綾野剛といえば「カラオケ行こ!」もよかったよ
という具合だ。
このパターンのときの懸念点は「綾野剛出演作品どれも素晴らしい」という点。最終的に綾野剛ってすごいよね、という着地になり(合ってるけど)カラオケ行こ!&ファミレス行こ。に行き着かない可能性がある。話題をずらしつつも自身の語りたいことを逃さないトークスキルが求められる。
3:野木亜紀子脚本を導入とするルート
映画「カラオケ行こ!」が野木亜紀子脚本であるということをフックにする、という方向もあるだろう。親戚や友人の集まりに、年末に最終回を迎えたドラマ「海に眠るダイヤモンド」や映画「ラストマイル」を観ている方がいる可能性は高い。
そこで野木亜紀子脚本の素晴らしさを語ったうえで「そういえば『カラオケ行こ!』も良かったよ」作戦を発動する。
が、前述の「綾野剛作品どれも素晴らしい」問題と同じく「野木亜紀子脚本どれも最高」問題が発生し、カラオケ行こ!&ファミレス行こ。に着地しない可能性がある。
そして、このルートもトークスキルが求められる。
4:正面突破ルート
あとは真正面から突破するルート。
和山やま作品を読んでいない場合は「和山やまの漫画にハマっててさ」とトークを開始し「女の園の星」とか「カラオケ行こ!」とか「夢中さ、君に」を勧める。
和山やま作品を読んでいる(が、カラオケ行こ!を読んでいない)場合は「ほかにもおすすめの作品あるよ」と言い添えればいいだけ。
このルートに乗せられた場合は目的達成は近い。
このルートの場合、やるべきことは「和山やま作品をまだ手に取っていない」要因および「和山やま作品にたどりついたのに『カラオケ行こ!』を手に取っていない」要因の解消だ。
相手が和山やま作品および「カラオケ行こ!」に手を出していないとすると考えられる理由はいくつかある。
経済的理由
その場では「面白そう」と思うが忘れてしまう
ほかにも読みたい漫画が控えており順番待ち
これらを一気に解消する手が1つだけある。
紙の本を渡す
カラオケ行こ!ファミレス行こ。2冊準備した。
いざ、年末年始!
----------------------------
結果報告
未読3名に「カラオケ行こ!」を勧め、カラオケ行こ既読1名に「ファミレス行こ。」を勧めることができた。
内訳としては
エンタメ全般ルート:2名
綾野剛ルート:1名
正面突破:1名
だった。
そして1名からは読了の報告があった。
「面白かったよー!」とのことで、わりとライトな感想だったが気にしない。誰もが「え、やばくない、狂児かっこ良くない?聡実くん可愛くない?」と早口にはならないのだ。
もしかしたら、このnoteが読まれて身バレしてしまう可能性もあるが、構わない。
新たな誰かの心に残った。
それが何よりも尊いことなのだから。
今週はここまで。