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余裕をつくるお手伝いがしたい

衝撃的な事実を妻から耳にし、筆をとらずにいられませんでした。

少しデフォルメしていますが、こんな感じです。

「最近こどもが夜寝なくなってしまって・・・」
1歳になる息子さんがいます。

「寝かしつけに2時間くらいかかるから、夜ご飯を食べるのが22時を過ぎてしまうようだ。」

『・・・・・!?それまで何してるの??』

「帰って来るのが19時くらいで、急いでごはんの用意をして、お風呂に入れて寝かしつけるのが20時過ぎで・・・。」

『いや、ご飯を一緒に食べていないの?』

「一緒にだと大変だから。」

『奥さんもいるんでしょ?』

「2人で作ってやってるよ。」

『うちなんかガスなし調理で、レトルト万歳だよ。食べれれば何だって一緒。時間もったいないし』

「え、、、そんなので良いの??やってみよ!!」

この違い。www

きっとこういった家庭は山ほどあるんだろうなと思う。

『こどものために〜しなければ』
『こんな親でいなければ』
『これをしたら親として失格』

こういった想いがあると、それが呪縛になり、子育ても上手くいきません。
こどもは親の無理した雰囲気を敏感に感じとります。

なにせ、赤ちゃんのときはサルの顔の見分けがつくくらいですからね。


いろいろな産前産後のサービスやケアがあると思います。その目的として大切なのは、「余裕を作る」ということ。

時間の余裕、体の余裕、心の余裕。笑顔を作る余裕が必要です。

その余裕の作り方はきっと家庭によって違います。お金があれば大丈夫になるところもあれば、人手が必要なところ。または、一声かけるだけでもその余裕が作れるかもしれません。

中川家はいまのところ体も心も余裕ですが、時間が少し足りません。

次はお料理便利道具が欲しいところです。

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医療だけが頼れる場所ではなく、いろいろな職種の人が集まってそれぞれに良い。

ヨガの先生だろうと、カイロプラクティックだろうと、市議会議員さんであろうと。みんなママたちの余裕を作るために動いています。

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つくば産前産後サポーターズ

この場でいくら叫んだとしても、見てくれている人にしか届きません。

もっともっと結果を出して、新しい仕組みを作っていかなければこれまでの状況と同じ。どんどん「〜ねばならない」が増えてくる。

少しでもその悩みで子育てが苦しくなる人が減るように、これからも活動していきます。

こういった子育てに関する日々の気づきや日常生活の改善点をみんなで考えるコミュニティ運営をしています。
参加者にはいろいろなアイデアを出してもらい、ときにはイベントや製品化ができたら良いなと思いながら活動を広げていきます。
興味のある方はぜひオンラインコミュニティ「ファミリハ実験室」にご参加ください。
下のリンクより手続してください。
https://xpert.link/community/2239

中川将吾
小児整形外科専門ドクター

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