少しずつ明らかになる雇用条件

こんばんは!

今日も労務関係の相談をしてきました。いつもの社労士さんとの面談です。


人を雇用することの意味を深く考える様になりました。もともとそんなに実感を持っていなかったのですが、やはり事業を始めるとなると意識せざるを得ないところで、始まる前にこうして相談に乗れてとても良かったと思います。


今日は退職関連(本人都合、解雇、懲戒処分)と、給与関連についての取り決めでした。

これまで自分のことに関しても、退職についてを意識することがありませんでした。

医師は医局という大学の組織に所属することが主な進路になっており、その医局の指示で働く場所が決まっていることが多いです。

自分もこれまで大学→横浜→いちはら→西南→大学→滋賀→医療大

と、これだけ転職を繰り返してきましたが、一度も退職について調べたり情報を仕入れたりすることはありませんでした。もちろん就業規則なんてものもしっかり見た記憶がありません。

もちろんそうでない人もいるとは思います。(自分が単に無頓着なだけなのかも・・・。)

でも今後多くの雇用を生み出し、日本全国に打って出るとまで目標を掲げたのですから、ここはきちんと最初から形を作っておく必要があります。


退職にかんして

退職に関しては一般的な物をそのまま採用しました。

特に気になったところは休職の扱いです。職業柄、休職のための診断書を書いたりしたこともありますが、それがどの様に利用されているのかを詳しく知ることが今までありませんでした。

休職すると収入はどうなるのか。休職中の活動について決まりがあるのか。どこまで休職できるのか。復職のためにはどうすれば良いのか。

そんなことまで実は就業規則に書いてあります。

話を聞いたところによると、どこにそれがあるのかも分からないというのもあります。院長室の鍵のついた棚の中にあるなんて冗談の様な話しもあります。

「ここ辞めます。」「はい。」

で終われば平和で良いのですが、そうでないことも多いみたいなので気を引き締めて取り組んで行きます。

給与に関して

さて、お待ちかね。お金の話です。

当院の給与はちょっと他とは違う取組があります。

まず出て当たり前のボーナスは考えていません。その分、月額給与が1.33(16/12)倍になるイメージです。

そして、基本給は全員同じです。職業によってほとんど差が付かない様な仕組みにしています。やはりお金の大小によって、人の価値が左右されているみたいなイメージは持たれたくないのです。

その分、他の部分で収入になったり、時間をとれる様に柔軟なシステムをつくります。

あと、手当のバリエーションが豊富です。

一般的な「通勤手当」や、「住宅手当」の他に、以前予告させてもらった「サロン手当」を本気で導入しようと思います。月に1回、身だしなみを整えるために手当が出ます。

他には「家族手当」「リーダー手当」なるものもあります。

そして最大の目玉は『SDGs手当』

なにか持続可能な新しい取組を始めるときにクリニックから手当が出ます。
これは本気で行いますよ。


近々、ここの『採用希望』マガジン限定で、詳細をお届けしようと思います。

中川将吾
小児整形外科専門ドクター

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クリニックでの人材採用の際に求めることなどをまとめています.

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